でわひさしの日記

世の中、教育、仕事、趣味などに関して、日々感じたこと・考えたことをつらつらと。

【在宅勤務】自宅の作業用椅子を選ぶ5つのポイント(おすすめのオフィスチェアも紹介します)

在宅勤務の期間も長くなってきたことから、自宅用の作業用椅子を買い換えました。

今回、椅子を購入するにあたって検討したポイントを5つご紹介します。

また、私自身が選んでいる中で「良い!」と思った椅子も紹介します。

 

なお、椅子以外は基本的に以前に紹介したものから大きな変更はなく、安定して使い続けられています。(配置換え等、小さな変化はちょこちょこありますが。)

以前のエントリもよかったらご覧ください。 

dewahisashi.hatenablog.com

 

なぜ椅子を購入しようと思ったのか

在宅勤務が始まった当初、自宅用の椅子に不満はありませんでした。

そのころは会社同僚が新規購入したり・買い替えたりしていましたが、「なんで椅子変えるんだろう?」と不思議に思っていたほどでした。

そんな私が椅子を変えようと思った理由は大きく2つありました。

  1. 長時間座るとおしりが痛い
  2. 長時間座ると腰が痛い

この2つの辛さから解消されるために椅子の買い替えを検討し始めました。

ちなみに、その当時使っていた椅子はこちらの椅子です。

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10年ほど前に購入した3000円程度の椅子です。

何が伝えたいかと言えば『もう限界』の一言です。

分かりにくいですが、座面には座布団も追加で敷き、背中にも座布団を当て・・・

という感じでかなり無理した運用で使っていました。

在宅勤務が始まった当初はそこまで重要視していなかったのですが、最後の頃には「なんとかこの椅子で乗り切れないか・・・」という強い希望を持っていたものの、ここまでやっても厳しい状況だったことから『買い換えよう』と心に決めました。

 

 

その後、いろいろなWebサイトや口コミ情報を参考にしながら椅子選びを進めました。

そして私なりに考えた椅子を選ぶ時のポイントを5つご紹介します。

 

在宅勤務用の椅子を選ぶポイント

ズバリ!在宅勤務用の椅子は以下の5つの評価軸で選ぶことをおススメします。

  1. サイズ(横幅・重さ)・デザイン
  2. 素材(メッシュ・ウレタン・革)
  3. ヒジ置き有無
  4. 腰サポート有無
  5. 価格

※この記事の最後には選定する中で「良い!」と思った椅子も紹介します。

では、それぞれの評価軸の意味を紹介していきます。

 

1.サイズ(横幅・重さ)・デザイン

椅子選びにおいて最も大切なポイントと言っても過言ではないと思います。

まず横幅です。

体が包み込まれるような感覚を持ったり、座面であぐらをかくためには、ある程度の横幅が必要となりますが、大きな椅子だと、自宅にある机の横幅と合わなくなることがあります。

例えば私の机の場合、サイドテーブル(?)があるため以下の画像のようになります。

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横幅を間違えると使えない!

 

続いて大切となるポイントが重さです。

重さは設置してしまえば気になることはないと思いますが、以下の点で重要です。

  • 組み立てるときの大変さ
    もともと使っていた椅子は片手で持てる程度の重さですが、中には数十キロという椅子も多くあります。また、そんな椅子は配送してもらうのが普通だと思いますが、椅子は「自分で組み立てるもの」です。
    組み立て代行をお願いすることもできますが、重い椅子かつ自身で組み立てる場合には覚悟しておく必要があります。
  • 床へのダメージ
    キャスター付きの椅子であれば、椅子の重さ+自分の重さがかかった状態で動きます。中長期的に見ると椅子が床に与えるダメージは計り知れません。
    重い椅子を選ぶ場合は、床にラグやマットを敷くことをおススメします。

ここまで書くと「重い⇒悪い」と捉えられるかもしれませんが、一般的には「重い椅子⇒頑丈」です。

重い椅子は、椅子の骨組みに金属が使われているため重くなります。(私が以前に使っていた椅子はプラスチック製のため軽いですが、頑丈さには不安があります。)

『重いけど頑丈な椅子』もしくは『軽いけど頑丈じゃない椅子』のどちらを選ぶのかは、その椅子をどれだけの期間使うつもりなのかで選ぶとよいでしょう。

 

最後にデザイン面です。

私はこの観点で足切りはしましたが、優先度は低かったです。

少し検索すると様々な椅子が出てくるかと思いますが、Web会議でも映ることを考えるとゲーミングチェアのような奇抜なデザインは避けたかったので、ビジネス上でも違和感がないデザイン、くらいを基準に考えました。

 

2.素材(メッシュ・ウレタン・革)

椅子に使われている素材も重要な観点です。

素材には、メッシュ・ウレタン・革の3つがありますが、それぞれを私なりに評価しました。

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素材によって得手・不得手がある

デザイン面は好みによって評価が異なると思われたので、評価軸から外していますが、デザイン性を除けば革素材を選ぶ理由はあまりないと思われます。

逆を言えば、革っぽいデザインが欲しければ革一択です。メッシュとウレタンはぱっと見の違いが分かりにくいモデルもありますが、革っぽさは革でしか出せません。

 

メッシュ VS ウレタンでは、私はメッシュ推しです。

ウレタン素材は”へたる”のが早いものが多く、メッシュはへたりにくい特徴があります。長期的に利用したいと考えていたので、私はメッシュ一択でした。

 

3.ヒジ置き有無

ここからは腰痛や肩こりを抱えている人には必須要件です。

ヒジ置きがあると無いとでは大きな違いがあります。

ヒジ置きが無いと、腕を机で支えるため前傾姿勢になってしまうorヒジを宙に浮かせた状態となります。

前者は首・腰を痛め、後者は肩こりを生み出します。

在宅勤務でPCを使わない人はいないと思うので、腰痛や肩こりに悩まされている方はヒジ置き必須です。

 

ヒジ置きを調べていくといくつかのパターンがあります。

  • 高さ:固定、向き※:固定
  • 高さ:可変、向き※:固定
  • 高さ:可変、向き※:可変

この中では、下2つのパターンのどちらかを選択してほしいです。

高さを変えられないと、結局無理した位置でヒジ置きを使うこととなるので、腰痛や肩こりの解消にはつながりにくいです。(無いよりはあった方が良いけど。)

※ヒジ置きの”向き”ってなんだ?と思われた方!以下のようなイメージです。
 伝わるか不安しかない図ですが。。。

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ヒジ置きの高さ変更・向き変更の解説

 

4.腰サポート有無

ヒジ置きに続いて、腰痛を抱えている方は必須の機能です。

腰サポートの有無は腰痛の解消に大きく貢献してくれます。

『ランバーサポート』と呼んだりするようですが、人間の背骨に沿って腰を後ろから支えてくれる機能があると、椅子に座った瞬間の”馴染んでる感”がすごいです。

 

また、背もたれの高さも重要になってきます。

  • 背中の真ん中あたりまでのモデル(いわゆる、普通のやつ)
  • 肩あたりまでのモデル(いわゆる、ハイバック)
  • 首までのモデル

と色々なパターンがあります。

腰痛対策!!という人は、最低肩までは合った方が良いと思います。(背中全体を預けられる安心感はすごいです。)

一方、首までのモデルは必須じゃないです。タイピングしているときは首サポートがあっても、首を預けることがないため日常的には不要です。

首までサポートが欲しい時には、少し背もたれを倒してリラックスしたいときなので、その用途が不要であれば、腰までのサポートで十分です。

 

5.価格

ここまで色々言ってきましたが、なんだかんだ言って大切です。

私もちゃんと調べてようやく知ったのですが、数千円~数十万円までのモデルが存在し、正直そんなに高いモデルがあることを知りませんでした。。。

ここは個人差が大きいと思いますが、金額は上で述べた4つで決まっている、というのが私の抱いた感覚です。

もちろん一部のモデルではブランド価格っぽいのもありましたが。

 

 

 

じゃあ、結局どれを選べばよいのか?

色々と私が考えた中で、コストパフォーマンス・費用対効果を考えるとコレ!!!というのを、まず紹介します。

DXRacer ゲーミングチェア

費用対効果だけを狙うのであれば、ゲーミングチェアしかありません。

1~4までの機能が、だいたいどれも満足のいくレベルに達しており、かつ安い!というものです。正直これに勝る椅子を見つけることはできませんでした。

ゲーミングチェアの中でも日本製かつ大きなサイズということで、この製品購入は本気で悩みました。

私はWeb会議で映るときの印象を優先し購入しませんでしたが、Web会議の頻度が少ないor社内に閉じている方であれば十分購入に値する良品です。

 

続いて紹介するのは、 ゲーミングチェアの機能を残しながらもデザインを抑えたモデルです。

イトーキ ゲーミングチェア

 リンク先を見てもらうとよく分かると思いますが、ゲーミングチェアの形で機能を保ちながらもデザインが落ち着いています。(ゲーミングチェアっぽくない。)

一度はこれを購入する気になりましたが、口コミをよく読んでいくと「へたるのが早い」というコメントがあり、長期的に使いたいと思っていた私には合いませんでした。

とはいえ、機能×金額的には相当良い製品です。

 

 

じゃあ何を購入したのか? 

エルゴヒューマンプロ オフィスチェア

 ゲーミングチェアと比較すると高い買い物でしたが、他社の似たような製品と比較したときに、コスパの良かったこの製品を購入しました。

ゲーミングチェアという選択肢が取れない以上、デザイン面では通常のオフィスチェアを探すこととなりました。

その中で、選ぶポイント1~5で評価をした際にエルゴヒューマンが上がりました。

 

エルゴヒューマンには、

  • エンジョイ
  • スタンダード
  • プロ

の3種類あります。

エルゴヒューマン ベーシック
エルゴヒューマン エンジョイ 

 

私は体が大きい(185cm)ことから、可変機能が多い「プロ」を選択しましたが、普通の日本人の方であれば「エンジョイ」や「スタンダード」でも大きな問題は無いと思います。

私自身も、使い始めて1か月ほど経過しましたが、『スタンダードでも良かったかも?』と思うことはあります。

また、オットマン付きを選択しましたが、こちらは身長175cmくらいまでの人の方がベストフィットな位置だろうな、と思います。(私だと、オットマンが膝裏くらいの位置にあり、フィットしているとはいいがたいです。)

 

ちなみに、色はオレンジを選択しましたが、どう見てもブラウンです。(逆になんでこれをオレンジと名付けた?と思うくらいです。)

落ち着いた色を求めていたのでネットで画像検索をしながら選びましたが、届いたときには一安心でした。

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どう見てもブラウンな「オレンジ」のエルゴヒューマンプロ

 

 ということで長くなってしまいましたが、在宅勤務用の椅子を探している方は、このような軸で選んでみてはいかがでしょうか?というご紹介でした。

 

では。

  

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【就活生向け】コンサル業界に夢を見すぎるな。(コンサルでやれること。)

就活している方に問います。

「コンサル」ってどんなイメージがありますか?

 

以前にも似たようなエントリを書きましたが、コンサルに興味のある方はこちらも合わせて読んでみてください。 

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コンサルと言えば、〇か年計画を作る!とか、世の中にない新しいアイディアをお客さんに代わって作り上げる!とか、いろんなイメージを持っているかと思います。

 

おそらくそのイメージは、マッキンゼーやボストンコンサルティングなどの戦略系と呼ばれるファームが過去に実施したイメージが世の中には浸透したことで、そのイメージを持っているのかと思います。

 

また、コンサルとして働くと(なんとなく)色々なことがやれそう!と想像している人もいるかと思います。果たして、そのイメージは正しいでしょうか?

詳細は後述しますが、半分正解・半分不正解です。

 

 

では、ここまで読み進めてきた方に改めて問います。

 

実際に世の中のコンサル会社で働く人たちが、どんなことをやっているのかを”具体的に”ご存知でしょうか?

 

 

 

 

「コンサル」は世の中からの光が当たる職業ではなく、クライアントを影で支える仕事なので(正直)コンサルが何をしているのかは分からないと思いますし、それが普通だと思います。

むしろ、①コンサルで働いたことがある・②コンサルと働いたことがある、という2パターンを除いて、分かっている人がいたら「ほんとか?」と疑った方が良いくらい何をしているのか分からない職業だと思います。

 

しかし、世の中に「コンサル」という言葉だけが広まり、よく分からないけどコンサルを志望する学生が後を絶たないため、コンサルとして働く際の限界点について今回は述べようと思います。

 

 

では、本題です。

 

コンサルタントはクライアントが望むことしか実行できない。

 

これがコンサルタントの大原則です。

従って「あれをやりたい!」「これをやりたい!」と色々な希望を持って入社したとしても、それを望むクライアント(=お客さん)がいなければ実行できません。

 

そもそもコンサルタントは、クライアントの企業活動の改善を支援することを生業としています。

例えば、「○○事業の売上を向上させる」というクライアントの要望に対して売上を向上させるためには、どんなことをすればよいのかを考え・実行を支援するのがコンサルタントの役目です。

その方法としては、戦略の策定・マーケティングの実行・営業マンの行動改善など様々な方法があります。

そして、どの方法で進めていくのかを最終的に選択するのはクライアントです。

 

もちろんコンサルタントとして、どの手法を採用すると一番費用対効果が見込めるのかを提示しますが、どれを選択するのかはクライアントの役割です。

なぜなら、その後の施策実行時のリソース(ヒト・モノ・カネ)はクライアントのものを利用するためです。(もっと簡単にとらえれば、クライアントの企業活動なのだから、クライアントが選択するのは当然です。)

 

別観点でいえば、自身の興味領域はコスト削減であったとしても、売上拡大を求めるクライアントに対してはコスト削減の施策は実行できません。

 

クライアントの企業活動の改善を支援するのが生業である以上、クライアントが望むこと以上は実行できない。

 

これがコンサルタントとして働く限界点です。

 

一方で、自分たちで事業を運営している会社であれば、コレがやりたい!と思えば実行可能です。

コンサルタントには、それをクライアント相手にはできない、という事実は受け止めておくべきだと思います。

 

コンサルタントとして、クライアントにとって価値があると思うことがあれば(例えばさっきの例であげたコスト削減)、提案は可能ですが、それを実行するか否かはクライアントに意思決定が委ねられます。

 

従って、コンサル業界に入れば「なんでもできる」と考えるのは、明らかに誤りです。

ただし、相対するクライアントの悩みの数だけやるべきことはあるため、普通の会社に入るより様々な経験が得られます。

 

就職を考えている人は、その点について理解したうえで判断するのが良いと思います。

 

では。

24時間テレビの価値は募金額ではないと思う件

今年も24時間テレビが開催されましたね。

何か強いメッセージがあったから、開催したかったのか、
はたまた、コロナ禍だからこそ開催したかったのか、
あるいは、カネの成る木だから開催したかったのか、
その真意のほどは、テレビ局にいない私には分かりません。

そんな24時間テレビが開催される時期になると、必ず同じようなコメントがYahoo!ニュースなんかにはガンガン書かれています。

 

私自身は学生時代「チャリティー」活動をしてました。 かつてチャリティー活動に取り組んでいた立場から、少しこの件についてコメントしてみようと思いました。

 

どんな活動をしていたのか

そもそも私はどんな活動をしていたか、という点ですが、私は「SIVIO」という団体で1年半ほど活動していました。

 

【学生国際協力団体SIVIO】https://www.sivio.org/home

SIVIOでは、以下2つの理念に沿うような活動を国内でします。

ラオスへの教育支援』

『学生間にチャリティームーヴメントを起こす』

国内活動で得られたお金をもとにして、ラオスの小学校建設の費用として提供します。

(「学校建てっぱなし」とならないような仕組み作りもされています。)

具体的な国内の活動としては、以下のようなものです。

  • 募金のお願い(街頭やお店など)
  • 各種イベント企画・開催(フットサル・クラブなど)

 

とまあ、こんな感じの団体です。(少なくとも私が所属していた10年前はそうです。)

以下、以前のエントリです。

dewahisashi.hatenablog.com

 

 

24時間テレビの価値とは

24時間テレビでは、

  • 募金を使って出演者のギャラを支払うなんてクソだ!
  • 感動を作りたいだけの番組構成・演出なんてクソだ!
  • 障碍者を使ってお金を儲ける番組なんて偽善者だ! 

みたいなことがYahoo!ニュースやTwitterでは言われています。

 

似たようなことはSIVIOで活動しているときにしょっちゅう言われました。

1番言われたのはこれです。

『そもそもイベントでお金を取らず、自分たちのバイト代で学校建てろよ!』

 

 

(規模の差は大きいですが)24時間テレビでやってる活動もSIVIOでやっている活動も本質的に大きな差はないと考えています。

また、24時間テレビに対する意見を見ていると、世の中からの受け取られ方は大して変わらないなと感じます。

 

特に、24時間テレビでは、募金額やギャラなどの『お金に関する話題』が頻繁に議論になっている印象です。

 

 

世の中的には、チャリティー=慈善活動=身を削って活動せよ!という印象が強く、仮にチャリティーで利益を上げて懐に入れようものなら、世の中からはNGを食らいます。

少なくとも国内で活動するうえでは、チャリティー活動を運営する人が利益を得ること自体に拒否反応を示す人が多いです。

おそらくその根底には、寄付した人たちのお金は全額その組織の支援先(SIVIOで言えばラオスに渡すべき!という考えが強いのだと思います。
(お金を預けた人たちが良い生活をするのが我慢ならないという気持ちもあるかと。)

 

ただ、ここで一度立ち止まって考えてほしいのですが、それでは支援の継続性が失われます。

SIVIOの場合は学生が運営しており、SIVIOでの活動で生活費が得られなくとも生活できる土台がありますが、社会人が運営しようと思えば生活する土台が無くなり、アッという間に支援は止まります。

支援を受ける側の立場に立った時には、1度の支援よりも継続支援が必要です。
ラオスに小学校を建てたとて、その先の支援も自立化を考えながら進める必要があります。)

 

必要以上にお金を受け取る必要はないかもしれないですが、

慈善活動に関わる人は必要最低限の生活しか認めず、少しでも贅沢な生活をすることは絶対に許されない!という考えの方がよっぽど危険だと思います。

 

 

また、チャリティー活動に対して批判的なコメントをする人は、お金以外の価値を全く考えていないように感じます。

24時間テレビのようなチャリティー活動の本当の意義は「そこに困っている人がいることを伝える」ことにあると思います。

 

SIVIOでも理念の一つに『学生間にチャリティームーヴメントを起こす』と掲げており、チャリティーという活動について知ってもらい、活動してもらうきっかけを作る、ということを考え・行動していました。

 

SIVIOが無ければ、ラオスに触れることも・チャリティー活動に触れることもなかった人が、SIVIOを通じて触れる機会となっただけでも価値があると思います。

そこにどんな価値を見出すのかは人によって異なると思いますが、少なくとも私はそれがSIVIO最大の価値だと思っていました。(ラオスに小学校を建てるのは、むしろ副次的な効果くらいの気持ちでした。)

そういったキッカケを作ることで、それが別の支援に繋がる可能性もあります。

 

 

24時間テレビの真の価値も、ここにあるのではないかと思っています。

24時間テレビが年に1回あることによって、

  • 障碍者が身近にいることを知る
  • 自分にできる「何か」を考えるきっかけを作る
  • チャリティー活動そのものの存在を思い出す

といった効果が期待され、それこそが24時間テレビの価値だと思っています。

 

この効果に対する効果に意味を感じなかったり、寄付金額以外に価値を見出そうとしないと、24時間テレビで行われていることに違和感があるでしょう。

 

 

もちろん私も24時間テレビのすべてを肯定しているわけではないです。

  • 健常者が無理した距離を24時間かけて走り続ける自作自演系マラソン
  • そのマラソンの応援と称してスタジオでなぜか歌う人たち

なぜこんなことをやっているのかは、正直意味が分からないです。(視聴率につながるのかさえよく分からない。。けどきっと繋がってるから継続してるんですよね?)

あと、点字ブロックを防いじゃうテレビカメラとか論外です。

 

 

寄付金額・募金金額・ギャラといったお金だけが24時間テレビの価値ではなく、1年に1回チャリティー活動に意識を向けるキッカケ作りこそ真の価値ではないかと思います。

 

いろんない意見があるとは思いますが、私の立場としては上記のようなものです。

 

では。

10年後に京都が消滅する日本。(10年後には250万人減少する)

タイトルを見てギョッとされた方もいるかと思いますが、先に謝っておきます。

さすがに多分そんなことは起きません。(京都によほどひどいことが起きないかぎりは。)

先日総務省が日本人人口について発表したようでニュースになっていました。

2019年1月1日から2020年1月1日までの1年間で、日本人の人口が50万5046人も減ったと発表した。

www.moneypost.jp

 

ここで言っているのは「日本人人口」なので、外国人は含まれていません。

鎖国していたころの日本であればまだしも、さすがに外国人なしで考えるのはどうなの?と思ったので、少し統計局のHPをチェックしてみました。

上記リンクの下の方にはExcelがダウンロードできるようになっており、数字が取れたので、3年分ですが「総人口」の推移を調べてみました。

なお、総人口の定義ですが、統計局HPには以下のように記載されています。

A-5 人口推計の結果に外国人は含まれていますか?
 総人口には,国内滞在期間が3か月を超える外国人を含みます。

A-6 外国人の人口は分かりますか?
 総人口と日本人人口の差を「外国人人口」ととらえることにより算出可能です。

 

 

ということで結果を見てみましょう。単位は千人です。

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総人口の3年分推移

表の貼り付け方が分からないので画像となってしまい申し訳ないのです。
かつ、表の上を新しい年にしてました。(ビジネスマナー的には微妙ですが、お許しください。)
あと、100歳以上の人は100歳に含んで計算されています。(元データの問題)
 

 

総人口で見ると、

  • 2018年⇒2019年での減少は28.3万人です。
  • 2017年⇒2018年での減少は25.9万人です。

日本人人口ほどではないですが、総人口でも年間25万人以上の減少です。

 

というか、こう見ると外国人にいかに支えられているのかを実感します。

見方を変えれば、日本人人口減少の半分の約25万人が新たに日本に住んでくれているわけですから。(3か月しかいない人もデータ上は含むわけですが。)

 

で、表題に戻るのですが、仮に10年このペースで総人口が減少すると、

約25万人/年の減少 × 10年 = 10年で250万人の減少

となるわけです。

 

で、京都府の2020年7月時点での推計人口は、257万人

京都府企画統計課のHP

 

10年後には、京都府の人口が丸ごといなくなる計算となります。

さらに!ちなみに言えば、京都府の人口は日本で13番目です。

統計局のHP

つまり京都ほどの人口集約都市であっても丸ごといなくなる、と捉えたほうが良いです。たった10年で。

(なお日本人人口であれば、10年で500万人なので福岡県の人口が丸ごといなくなります。)

 

 

また、そんな危機的な状況にも関わらず、政治家って本当に高齢者ばかり見ていてよいのか?とも疑問に思いました。

たしかに高齢者の割合が増えていているとは聞くけれど、実態どうなのだろう?と。

上記と同じく総人口で見ているため、政治家が意識している有権者とは異なる点はご注意ください。

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日本の総人口の割合

まぁ予想通りではありました。

上記は20歳ごとに区切っていますが、60歳以上(黄色+水色)だけで34%ほどいます。

(18歳以上が有権者となりましたが簡略的に)20歳~59歳(オレンジ+グレー)で見てみると、49%ほどいます。

割合だけで見れば60歳以上よりも20歳~59歳までの方が多くいます。
※20~59歳には、高齢者が多くないだろう外国人を含んでいる点には注意です。

また、59歳は高齢者か?といった論点が入ってくるとは思いますが、20~59歳の投票率を考慮すると「確実に」票を入れてくれるだろう60歳以上の人を政治家が狙い撃ちするのは、ターゲティングとしては間違っていない、と再確認できました。

 

 

 

ところで私は、政府の打つ施策は、短期的な施策や介護・保険といった高齢者向けの施策が多い印象を持っています。

しかし、日本の人口が10年先には京都府の人がいなくなるレベルであることを考えると、目先だけOKであれば万事OK!という施策に同意するのは、高齢者の人たちも考えたほうが良いのでは、と思ってなりません。
(じゃないと、平均寿命が延びている中で、いつまでも働かされ、年金が大してもらえない生活が続くことになりますし。)

 

 

また、国の政治家たちもこういう事実から目を背けているようにも見えてなりません。

  • お金が無くなったから国債発行!
  • 人口が少なくなったからインバウンド!
  • 労働者人口が少なくなったから女性活用&定年延長!

みたいな、表面的な政策が非常に多い「印象」があります。

ここで何度も「印象」という表現を用いているのは、自分自身が実行されて効果の出ている政策を知らないからです。

そして、知らないからこそ、頑張っている人たちの活躍した実績も見なければ!

という気持ちもわいてきました。

 

最近はコロナの影響もあって、政府に対する不信感が多いと思います。

自分も、つい政府に対しては「また意味ないこと・無駄なことやってるなぁ」と思ってしまいます。

政府のやっている施策で、マスコミには報道されていないけど良いものがあれば教えてください!

 

私たちはつい「足りない」と思うものに、目が行ってしまいますが日本は結構良い国だと思います。

先日、世界の教育事情を調べているなかで、日本よりも優れている国も見つけましたが、義務教育すらない国があることも知りました。

世界的にみると日本の政府ってこんなところが良いんだぞ!ってポイントも、少しくらいは触れておかないと、フラットに評価できないな、と思ったので、こんな記事を書いてみました。

 

 

 

そんなことを言っておきながら、かるーくこの調査をした段階で「これないわー」と思った事例を挙げておきます。(舌の根も乾かぬうちにコレ)

ここから先は「普通のビジネスマン」が見れば違和感だらけですが、役所のようなところに勤めている人には違和感が無いかもしれないです。

ということで、意識の高い役所の方に向けて書きます。

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これないわーと思った事例

文字が小さくてすいません。

大きい版が見たい方は以下のURLの遷移先の下の方にある「第1表 年齢(各歳),男女別人口及び人口性比―総人口,日本人人口(平成30年10月1日現在)(エクセル:45KB)」というリンクを押してください。(Excelファイルがダウンロードされます。)

統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐

 

 

「統計局」の出しているデータとしては「あまりにも微妙」という感想です。

  • 貼り付けた画像の左半分が0歳~49歳、右半分が50歳~100歳のデータがずらっと並んでます。
  • また、ところどころに行間の広い箇所が見えると思います。これは5歳間隔で行間を広げています。

この2つのポイントが「そんなもんじゃない?」という感覚を持っている方は、(ビジネスに携わっている場合)かなり微妙な人材だと思われている可能性大です。(もしくは、今後の若い人たちから「ないわー」と思われる。)

 

例えば、私が出したような20歳ごとの人口を算出したい場合、Excelのピボットテーブルを駆使するのが楽なのですが、そのためには左半分と右半分を合体させて年齢と人口を1列に並べる必要があります。

また、5歳間隔で見せる工夫が行間を広くするって、あまりにも「人手」に頼りすぎです。(行間を33ピクセルに合わせる作業を手でやってるんですよね?それ以外の方法って思いつかないの?)

 

じゃあ、なんでこんな「使いにくい」形になってしまっているのか?

 

これは全て「紙で印刷する」前提で作られているからです。

紙で1枚に収めたい!という意図が、ありありと見えていて、利用者のことが全く見えていません。

これは予想ですが、統計局内では紙で用いられることが多いため、この形式に違和感が無いのだと思います。

しかし、公開しているデータである以上、今回の私のようなの再利用の可能性は十分に考えられます。というか、Excelデータまで参照しに行く人はデータの再利用者だと思います。(そうじゃない人は、その前の文章等で十分なわけで。。。)

おそらく統計局の作業者自身は、集計しやすい形式でデータを利活用していると思われますが、アウトプットするとかなり微妙になってしまう、という典型でしょう。

誤解の無いように記載しますが、紙前提で作られた資料自体を否定しているわけではありません。

このHPに掲載されたExcelがどんな人に使われるのか、というイメージを持っていないことに対してコメントをしているだけです。

紙前提で作られた資料の方が便利だと感じる方がいることは理解しています。 

 

ちなみに、これは統計局だけの傾向ではありませんでした。

この調査に当たって、いくつかの地方自治体の人口データも調査しましたが、すべてが「紙で印刷する前提」でしか公開されていませんでした。

 

「あー、役所の人ってこういう感覚なんだな」とつくづく感じました。

 

 

もし「いやいや、データはちゃんと掲載されているけど、お前が探しきれていないんじゃないか!」という人がいたら、私からの回答は以下の通りです。

 

 

「『日本 人口構成 年齢別』でトップに出てくるページに載せるのが筋。
 そうなっていない時点で終わってる。」

 

 

では。

【就活生向け】「創る」職業 VS 「使う」職業

就職活動において学生がやっている企業分析はあまり価値が無いけれど、あまりにも無知では話にならない、ということを前回のエントリで触れました。 

dewahisashi.hatenablog.com

 今回も前回と同じように「就活ノウハウ本には載っていない切り口」で世の中を切ってみたいと思います。

 

それがタイトルにある「創る」職業 と「使う」職業の違いです。

 

もちろん「仕事」である以上、何らかの付加価値を生み出しているので、考え方によっては全ての職業が「創る」仕事であると言えます。

ただし、ここで言及する「創る」仕事と「使う」職業の差は、何らかのモノを生み出す職業か否かという点だと理解してください。

 

例えば、「創る職業」の代表格は日本のお家芸である製造業です。

車・飛行機・船舶等の製造業は、創る職業として分かりやすいと思います。

また、農業や職人の作る工芸品なんかも創る職業に該当します。

最近では、ITシステムを構築するプログラマなんかもモノづくりをしています。

 

一方で、「使う職業」の代表格はサービス業です。

サービス業では、仕入れたモノを用いてお客さんへ(モノが伴わない)サービスを提供しています。

スーパーのレジ打ちをイメージすると分かりやすいです。

レジ打ちの人は、確かにモノを販売していますが、販売するモノ自体を生産しているわけではなく、仕入れたモノを「利用して」お客さんに販売しているだけです。また、レジ自体(店員さんがピコピコやってる機械そのもの)も、どこかの会社が作ってくれたものを「利用して」います。

 

 

このように説明すると、例えばSONYなら創る会社だし、EAONなら使う職業か!と思う人もいるかもしれないですが、会社単位で見ればその通りだと思います。

しかし、就職活動に臨んでいる皆さんが、その視点だけで会社を見るのは危険です。

 

「会社単位」での見え方と、実際に自分が働く職種の見え方は大きく異なります。

実際には自分がどんな職種で働くのか、までイメージしないと

 SONY=創る仕事  EAON=使う仕事

というイメージで就職し、会社に入った後に「思ったのとちがったー。。。」となります。

 

もう少し具体的な話をします。

SONYのような家電メーカーには様々な職種があります。(ここではSONYが手掛けている金融系等の商売は省いて、純粋な家電メーカーとして取り扱います。)

例えば、SONY内には以下の職種があります。(調べてないですが絶対あります。)

ざっと書きましたが、SONYほどの大企業になれば、きっと他にも色々あると思いますし、細かく分かれていると思います。(この辺りは会社の「組織図」から想像することが可能です。)

 

では、上に挙げた中で「創る」仕事をしているのは、どこでしょうか?

 

 

一つ目、「生産」です。

分かりやすくモノを作っていますよね。

実際には工場で生産ラインに立って、製品を加工したり組み立てたりします。

 

二つ目は、「製品開発」です。

製品開発では、世の中の動きを察知して、市場に対して価値のある製品を生み出すことがミッションです。

 

三つ目、「情報システム開発・運用」です。

会社内で使われているシステムを構築し(作り)、それをメンテナンスする職業ですが、ここでは会社の仕事をサポートするためのシステムを構築します。

会社によって情報システム部門がサポートする範囲は異なるのですが、会社HP等の構築に関与しているケースもあります。

 

 

少し極端ではありますが、他の職種は全て「使う」職業です。

例えば営業であれば、製品開発や生産によって生み出された製品を「利用して」、お客さんに販売することが、営業の役割です。

 

言い方を変えると、SONYといえども、ほとんどの職種が「使う」職業なんです。

 

従って、モノづくりをしたい!と思ってSONYに入社したとて、本当に「創る」職業にたどり着けるか、と言うと、配属次第では分からないのが実態です。
(というか、そういう分からなさを残しているのが”総合職”というものです。)

 

 

就職活動をしている際には、自分がどんな働き方をするのかイメージできないところもあると思います。

特に会社単位での就職活動しかしていないと、会社による違いは分かっても、そこで自分がどんな働き方をするのかイメージを持っていないことも多いと思います。

 

  • 営業と経理と広報では、どんな働き方の違いがあるのか。
  • それぞれの職種ごとに、何をミッションとして働いているのか。

そういったことこそ、入社間もない人にとっては一番大きな影響があるので、しっかりと想像を働かせた方が良いと思います。また、分からなければOB訪問等で聞いた方が良いポイントだと思います。

正直、新卒1年生にとってSONYPanasonicの違いなんて、働く場所とか以外はどうでもいいと思います。(SONYSamsungであれば、しっかりと考えてください!)

 

少し話が横道に逸れてしまいましたが、
就活生の皆さんがどの会社で働くのかを考える際には、

  • 「創る」職業
    自分自身が何かを生み出した結果が、価値となる職業
  • 「使う」職業
    誰かが生み出したモノを用いて価値を生み出す職業

といった違いを意識して、会社説明会や社員面談に参加するのが良いと思います。

 

一番大事なのは「自分がやりたいのはどっちの職業なのか」という点です。

「創りたい」と思っている人たちは、使う職業にいたとしても、やっぱり作りたそうにしています。私自身は「作りたい!」と強く思うことが無いのでピンと来ないのですが、創りたい人たちは、スキを見つけては何らかのモノを作っています。

 

自分がどういう働き方をしたいと思っているのかを、少し具体的にイメージしてもらいたかったので、こういったテーマを挙げましたが、少しでも就職活動の参考になればと思います。

 

では。

 

【就活生向け】「ありがとう」と言う職業 VS 「ありがとう」と言われる職業

就職活動していると必ずめぐり合う言葉があります。

「企業研究」です。

 

私は就職活動において企業研究なんて無意味だと基本的には思っています。

就職は、自分にとって幸せな人生を歩むための手段と考えています。

自分にとっての幸せが何なのかを徹底的に考え抜けば、おのずと(就職しないという選択肢も含めて)就職するべき企業を選択する軸(=チェック項目)は定まると思っています。

 

とはいえ、学生時代はあまりにも世の中に対する知識が不足しているため、世の中がどんな仕組みで動いているのかくらいはある程度知っておいた方が良いとは思います。

あまりにも無知な状態が続くと、目に見える職業しか選択肢には入らなくなります。 dewahisashi.hatenablog.com

そのため、一つ一つの企業を詳細に研究する必要はないと思いますが、多少なりとも世の中の動きくらいは知っておいた方が良いと思います。

 

 

世の中には様々な職業が存在しており、いろんな切り方ができますが、就活本では紹介していない切り方がタイトルにある「ありがとう」と言う職業と「ありがとう」と言われる職業という切り方です。

 

仕事では、お客さんができないことを代わりにやることでお金をもらいます。

 自分 = お金をもらう側

 お客 = お金をはらう側

 という構図なのですが、

  • お客さんに「ありがとう」と言う職業
  • お客さんから「ありがとう」と言われる職業

の2種類が存在するのです。

 

お客さんに「ありがとう」と言う職業は、学生の皆さんもイメージがつきやすいと思います。

例えば、コンビニやスーパーの店員なんかは、買い物してくれたお客さんに対して「ありがとうございました。」と言います。私も昔スーパーでアルバイトしていたことがありますが、「ありがとうございました。」と言うことはマニュアルにも記載されていました。

 

一方で、世の中には「ありがとう」と言われる職業も存在します。

学生の皆さんにとってイメージがつきやすいのは、医者や弁護士かと思います。

医者や弁護士は、お金を払ってくれるお客さんから、なぜか「ありがとう」と言われます。

 

 

そして、「ありがとう」と言う職業と言われる職業では、給料に差が表れます

「ありがとう」と言う職業は一般的に給料が高くないケースが多いですが、反対に「ありがとう」と言われる職業は一般的に給料が高いケースが多いです。

 

これは私の想像ですが、「ありがとう」の成り立ちは「有難い」から来ているもの、と言うのは周知の事実だと思いますが、有難さ=需給のアンバランスさが「ありがとう」と言われるか否かを分けている気がします。

  • 「ありがとう」と言う職業
    働き手の方が多い(or働き手になるのが簡単)だと、お客さんに対して「ありがとう」と言う。多くの働き手がいるため給料が低くなる。
    一方で、マニュアル化されていることも多く働き手も多いため、仕事がそこまで難しくなく、シフトの自由度は高い。
  • 「ありがとう」と言われる職業
    働き手の方が少ない(or働き手になるのが困難)だと、お客さんから「ありがとう」と言われる。働き手が限られているため給料が高くなる。
    一方で、マニュアル化するのが困難で働き手も少ないため、仕事の難易度は高く多忙になりがちで、「働き方改革っておいしいの?」となりがち。

という違いが生まれている気がします。

 

 

さらに、私の経験・感覚に基づく話をすれば、、、

「ありがとう」と言われる職業で働く人たちは、

「ありがとう」と言う職業の人たちに、

「ありがとう」と言うことが多いです。

 

「ありがとう」と言われる職業で働く人たちは、その言葉が持つパワーを知っており、そのために働いている!という気持ちを持つ人が多い気がしています。

その言葉のパワーを知っているからか、コンビニやスーパーでの買い物時に、店員さんに対して「ありがとう」と言っていることが多いと感じています。

一方、反対に「ありがとう」と言う職業の人たちは・・・。

 

もちろんここで書いていることは、一般化するほど精緻なものではなく、人による差も大きいので、職業でまとめて語ることはナンセンスだと思いますが、上記のような感覚を持っている私のような人もいるというのも一つの事実でしょう。

 

 

学生のみなさんの企業研究と言えば、

  • とりあえず業界地図を買ってきて、それぞれの業界がどんな業界か知る
  • モノ売りとサービス売りの違いを学ぶ
  • 大企業とベンチャーの違いを学ぶ
  • 〇菱商事と〇井物産の違いを学ぶ
  • そして、それらのことを知っているだけでドヤ顔している

みたいな人が多いのですが、そんなことを学んだとて職業選択にはほとんど使えません。(適当に就職するのでもよいならいいんですが。)

後悔のない就職活動をするのであれば、自分の生き方や日々の行動にどう影響を与えるのかを考えたうえで職業選択する方が、私は意義があると考えています。

 

 

 

 

「ありがとう」と言う職業 と 「ありがとう」と言われる職業

あなたはどっちで働きたいと思いますか?

 

 

 

 

 

では。

 

dewahisashi.hatenablog.com

dewahisashi.hatenablog.com dewahisashi.hatenablog.com

 

【就活生向け】営業コンサルなんてコンサルとは呼べないよ。「コンサルとは何か」について考える。

みなさん、コンサルタントってどんなイメージですか?

 

私は会社において採用担当ではないのですが、プライベートな活動の一環も含めると年間10名前後の学生と面談をしています。

その中で「○○コンサルタントという人の話を聞いたけど、思っていたのとは違った」という話をよく耳にします。

たしかに私が学生のころから○○コンサルタントと名の付く職種は多くあり、私自身もよく違いが分からないなぁと思いながら話を聞いていました。

そこで、今回は「コンサルタント」ってなんだ?という疑問を、一緒に考えていきたいと思います。

 

 

コンサルタントってナンだ?

さて、「コンサルタント」と聞くと、きらびやかなイメージがある方もいると思います。

おそらく、そのイメージは「経営に近い立場でカッコイイことをやる頭の良い人たち」というイメージが強いものだと思われます。

例えば、「マーケティング戦略を策定する」とか「3か年計画を作成する」といったものです。

確かに、普通に会社へ就職をすると、そういった取組に参画する機会はほとんどないでしょうし、あったとしても入社後何年か経たあとでないとチャンスがない、というのが実態です。

そんな特殊な取り組みを仕事としているコンサルタントはなんかすごそう!みたいなのが世の中にあるコンサルタントのイメージだと思います。

 

だけど、コンサルタントは「ゴールを作ること」を目的としてお客さんから依頼を受けているわけではなく、お客さんにとっての何らかの「成長・改善」を目的として依頼を受けています。

ゴールを作ることとお客さんの会社を成長・改善させることは大きく異なります。

お客さんの目的は「会社を成長させること」にあります。極端な話をすれば、ゴールなんて作らなくても会社を成長させることさえできていれば、お客さんにとってはOKと言えます。

あくまでも主の目的は「会社を成長させること」にあり、ゴールを作るのは1つの手段に過ぎないのです。

 

つまり、お客さんにとっての成長・改善の方向性を定めるためにゴールを定義するわけです。

また、重要な観点としてあるのは、ゴールを定義したらお客さんは成長・改善できるのか?と言えば、そんなわけはない、ということです。

一緒に登る山を定めたらお客さん(=登山初心者)は登頂成功するでしょうか?そんなわけないですよね?

お客さんの求めるゴールを達成するためには、経路を決め、一緒に山頂を目指して歩き、山頂に到着することまでを期待されます。

 

きらびやかなコンサルタントのイメージは、登る山を決めたり経路を決めたりするところまでなのですが、実際にはお客さんと一緒に汗を流しながら泥にまみれながらも山を登っているのです。

 

 もちろん世の中には数多くのコンサル会社が存在しており、

  • ゴールを定めるところまでを対象としている
  • 一緒に山を登るところを対象としている

といった違いがあるので、コンサル会社をよく見る必要はあります。

 

ただ、共通しているのはお客さんだけでは解決できない問題を、専門的な知識・経験・スキルによって解決するのがコンサルタントだと思います。

しかし、こう表現してしまうと「いや、どの会社でもそれやってるじゃん。」と思われたかと思います。

実際そうだと思います。広義にコンサルタントの役割を捉えれば上記のように、お客さんの抱える問題をお客さんの力以外で解決すれば、コンサルと言えると思うので、どの会社もコンサルだ!と言っても間違いではないと思います。

就活市場を覗いてみると、私の目から見れば「いや、それコンサルじゃないでしょ。。。」と思う会社も(コンサルブームが起きているのか)「我々は〇〇コンサルを募集しています」と書いていたりします。

 

じゃあ世の中で言われるコンサル会社とそうじゃない会社の違いは何なのか。

 

 

少しずつ考えていきたいと思います。

 

コンサル会社か否かの分かれ目

モノ売りの会社はコンサル会社か?

まず「モノ売り」か否かで大きく分かれます。

分かりやすいのは何らかの製品を売っているか否かです。

スマホにせよシステムにせよ、何らか提供するモノ(製品)が存在し、その選択肢の中から選択したものをお客さんに提供する形態は、コンサルとは言えないと考えています。

(選択肢があるとはいえ)提供するモノが決まっている場合、お客さんの問題を解決する方法は限られてしまいます。

コンサル会社の優位な点は、提供するモノに縛られることなく、お客さんの問題を解決できる点にあると思います。

 

 例えば自動車販売を例にとります。あるお客さんが移動手段を求めていました。

このときに、自分が外国車メーカーの販売員であれば、外国車を販売しなければならないですよね?また、複数社の車を扱っているディーラーであったとしても、お客さんには自動車の販売によって問題を解決しようとしますよね?

しかし、コンサルタントであれば

  • 「そんなに求めてる機能は多くないから、軽自動車にしましょう!」とか
  • 「そんなに利用頻度が高くないから、レンタカーにしましょう!」とか
  • 「そもそも、その移動って必要でしたか?Web会議で十分では?」とか

そんなところから議論を始めることが可能です。

フラットにお客さんの会社を見たときに、本当に必要なものを一緒に考えることができる、というのがコンサル会社の強みです。

その際に、何らかのモノを持っている会社というのは、フラットな提案を阻害する要因となるので、私の中のコンサルの定義では「Notコンサル会社」です。

  • 世の中には「コンサル営業」と呼ぶ会社もいますが、お客さんの抱える問題から自社の持つ(問題を解決するだろう)適切な製品を提案するのは、いわゆる「営業」です。
    ⇒ 学生との知識ギャップを利用しているので注意が必要です。
  • また「人材系コンサル」と呼ぶ人たちにも注意が必要です。
    話をよく聞けば、自社と付き合いのある取引先に対して、学生を紹介しているだけ、というケースも多々あります。
    ⇒ この会社は、学生にフィットする会社を紹介するマッチングサービスを提供しているのであって、コンサルティングはしてないです。
    ⇒ 学生が就職するか否かで悩んでいるときに、就職しないことも親身になって考えてくれて背中を押してくれていれば、その人はコンサルです。

 

 

サービス売りの会社はコンサル会社か?

では、サービス売りをしている会社はどうでしょうか?

これは線引きがグレーになります。

 

例えば「マッサージ店」

これはコンサル会社と言えるでしょうか?

 

 

 

一般的には当然コンサル会社とは言わないと思います。

しかし、見方によってはコンサル会社と言えると考えています。

体の不調があってマッサージ店を訪れたところ、店員さんが専門的な知識をもとにして、(マッサージだけにとらわれず)体の不調を解消してくれた場合、これはもうコンサルです。

 

つまり二つの要因が、コンサル会社か否かを分けると言えるでしょう。

  1. 専門的知識/経験に基づくサービスか否か
  2. 提供するサービスが定型化されているか

 

専門的知識/経験に基づくサービスか否か

コンサル会社は専門的な知識/経験に基づくサービスを提供することが多いです。

そもそも「お客さんが自分自身の力では解決できない」ときに依頼を受けるのがコンサル会社です。それは、お客さん内の知識や経験でカバーできないからこそ依頼がある、とも言えます。

従って、お客さんの保有していない専門的知識や経験を持ってサービス提供しているのはコンサル会社の1つの要素だと考えられます。

 

例えば、弁護士なんかはイメージしやすいかと思います。

何らかのトラブルが生じた際に、自分一人では解決できないから法律の専門的知識や経験を持った弁護士に相談するといったものです。

 

提供するサービスが定型化されているか

コンサル会社はおおよそ定型化されていないことが多いです。

もちろん生産性を上げるためにいろいろな工夫はしておりますが、すべてのお客さんに万能に使える処方箋は存在しません。

お客さんごとに悩んでいる内容や会社の文化等は異なるため、画一的なサービスを提供して問題解決を図ることは現実的ではありません。

そのため、結果としてお客さんに合わせたサービスを提供することとなります。

 

例えば、「どうやったら幸せになれますか?」と聞かれたときに、「それは人によって違うよね。。。」と思いますよね?

ある程度世の中一般で言われている定型的なものはありますが、結局のところその人自身の過去経験や現在の状況に合わせて一緒に考えていくしかないのと同じです。

 

 

まとめ

ここまでの内容をまとめると、コンサル会社は以下の要件を満たした会社と言えます。

  1. お客さんの成長・改善に貢献することを目指している。
  2. モノ売りの会社ではない。
  3. 専門的な知識や経験を持ってサービスを提供する。
  4. 提供するサービスが画一化されていない

世の中で言われているコンサル会社は、おおよそこの要素を満たしています。
いわゆる〇ッキンゼーとか〇ストンコンサルティングとか。

ただし、いわゆるコンサル会社以外にも、(少し話に挙げたように)弁護士も該当すると思います。また、サービス提供の方法によっては、普通コンサル会社と言われていない会社も、実はコンサルティングしていることもあると思います。

反対のことも最近では起きているとも聞いています。(コンサル会社だと思っていたら、実はモノ売りの会社だった、とか。)

 

 

いろいろ書いてきましたが、最後に1点補足しておきます。

当然のことですが、コンサル会社か否かで会社としての上下があるわけではありません。

私が一番伝えたかったポイントは、コンサル会社に入るということは

  • お客さんの成長・改善に貢献することを目指している。
  • モノ売りの会社ではない。
  • 専門的な知識や経験を持ってサービスを提供する。
  • 提供するサービスが画一化されていない

この要素を満たしている会社に入社することであり、そういった要素を持った会社で働きたいか?と考えてもらうことです。

 

この記事を読んでいる人はおそらく「コンサル」「商社」「ベンチャー」といったワードに魅力を感じている人だと思います。ただ、ワードや雰囲気で会社を見ると誤った選択をすることとなります。

 

コンサルを例にとれば、上記要件を満たしている会社ということは、その会社にいる人には

  • たとえ専門的な知識/経験がなかったとしても、お客さんの前に立つときには専門家として振舞うことができる。(すさまじいスピードで知識をつける等)
  • どんな困難な場面であったとしても、お客さんの成長に向けて柔軟に物事を考えられ、かつ実現までコミットできる。(何かを言い訳して「できません」なんて絶対言わない等)

といったことが求められます。(もちろん他にもいろいろと。)

その環境は、若いうちから成長するには適した環境だと思いますし、一番上に書いたような華やかなイメージの瞬間もありますが、そんな状況ばかりではありません。

自分が入社する会社であれば、このくらいのイメージを持ってから入社した方がミスマッチが減る=入った後の後悔が減る、と思っています。

 

  • どんな業界・職種でも共通するのですが、表面的な情報だけでなく、こんな感じで少し掘り下げて業界や業種を見るようにしてほしい。
  • そのためには、どんなポイントを見ると業界や会社の違いが理解できるのか。

そんなことを考える・知るきっかけになって、後悔の少ない人生を歩んでもらえれば、嬉しい限りです。

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では。