以前に愛知県にある喫茶店の素晴らしさについて語りましたが、私は喫茶店を愛しています。
”カフェ”ではなく”喫茶店”が好きなんです。
でも考えてみれば”喫茶店”と”カフェ”って何が違うのだろう・・・?
ググれば飲食許可がどうのこうの、みたいな定義は出てくることは予想されますが、普段お店に入る・入ったときに、
「このお店は〇〇許可があるから”喫茶店”だー」とか考えないですよね?
入る前・入った瞬間に、「これは喫茶店だ!」と感覚的にとらえますすよね。
その違いを考えてみようかなーと。
厳密なルールは興味が無いので、そっちを知りたい方はご自身で調べてみてください。
何を以て喫茶店だと思うのか、何を以てカフェだと思うのか。
参考までに、喫茶店=コメダ珈琲店・個人経営のやつとか、カフェ=ドトール・スタバとかをイメージしながら考えています。
①ハードで考えてみる。
A:独立店舗なら喫茶店。
お店が独立した店舗形態(国道から1本入った道とかにありがち)なのは、喫茶店。
この形態でカフェって見たことがない。
一方で、テナントに入っている=カフェ、とは限らない。エキナカに喫茶店もよく見るし。
B:ふかふかソファがあれば喫茶店
喫茶店って長居できるようにふかふかソファがありがち。
でも最近のカフェのなかには、ソファがあるところもあるから、決定的な差ではない。
C:雑誌・新聞・単行本が置いてあったら喫茶店・なければカフェ
喫茶店には、雑誌やらマンガやらがとりあえず置きがち。喫茶店では100%に近い確率で置いてある。(経験談)
カフェの中には置いてあるところもあるのだろうけど、割合としては数%だと。(経験談)
これは結構見極める際に感じていそう。
D:ゲームが仕込まれてるテーブルがあるのは喫茶店
最近の喫茶店ではあまり見なくなった気もするけれど、麻雀やポーカーのゲームがテーブルに仕込まれているのは喫茶店でしか見たことがない。
小さなころはそういうテーブルの席が好きでした。
こういうやつです。
100円玉タワーを作り、喫茶店でハマったテーブルゲーム達 - Middle Edge(ミドルエッジ)
カフェではこういうのを見たことがないし、ありそうな雰囲気すらない。
②ソフトで考えてみる。
A:セルフサービスはカフェ、オーダーを取ってくれるのが喫茶店
カフェと呼ばれるところでは、セルフサービスが基本となっている。
一方喫茶店は、レストランと同じサービスレベルで、まず水とおしぼりが出てきて、店員さんがオーダーを取りに来てくれる。
これは割と明確な差としてありそう。
B:ミックスジュースがあれば喫茶店、なければカフェ
個別のメニューを見ていけば、〇〇があるのは喫茶店、××があるのはカフェ、みたいなことが言えそう。
ミックスジュースは喫茶店でしか見たことない気がする。
あと、焼きそば・ナポリタン・ピラフのあたりも喫茶店にしかない気が。
逆に、お酒はカフェでしか見たことのない気がする。(プロントのイメージ)
サンドイッチやパンケーキはどっちでも出てくるな。
そうなると、食事がメインなのは喫茶店、飲む(+軽食)メインなのはカフェ、とも言えそう。
C:コーヒーチケットがあるのは喫茶店、なければカフェ
10枚で3000円みたいな、コーヒーチケットを売っているのは喫茶店のイメージ。
今の時代にどれだけこの仕組みが生き残っているのかは怪しいところ。。。
コーヒーチケットを購入してお店に置いておけば、次回以降手ぶらで来ることもできるってあのアナログな仕組みは、結構好き。電子マネーにはない情緒がある。
きっとボトルキープみたいな感覚で流行っていったんだろうな。
D:あだち充漫画でデートの待ち合わせに使いそうなのは喫茶店。
タッチやH2でデートの待ち合わせに使っていたのは喫茶店だった気がする。
(そもそもタッチに出てくる”南風”こそ、喫茶店の象徴な気もする。)
喫茶店のほうが絵にはなるのかなー。カフェはカフェでおしゃれだから、どうなんだろう。
んー、いろいろと考えてみたけれど、これだ!というものはない。
たぶん瞬時にこれらの違いを感じ取って、喫茶店だ!とかカフェだ!って考えるんだろうな。
何か他にも差があればぜひ教えてください。
では!