昨日・一昨日に10年ぶりにスノボに行ってきました。
スノボは10年やってなかったので、かなり久しぶりで体の使い方なんてほとんど覚えていませんでした。
それでも、それなりに滑ることができた(と思っている)のは、生まれ持った運動神経以外にもあるのではないかと思い、久しぶりにスノボをやったときに自分がどう考え・どう動いたのかを分析してみました。
スノボのほかにも頻度に差はあれど、社会人になってから始めたスポーツはいくつかあります。(厳密には、スノボは大学時代に経験していますが。)
- テニス(現時点で5年程度、年6回くらい)
- ボルダリング(現時点で2年程度、年2~3回くらい)
- ゴルフ(現時点で半年程度、月2~3回くらい練習やコース)
- スノボ(今回10年ぶり)
そのたびに初めてやるスポーツで大切となるポイントを考えてきました。
今回のスノボでも同じように大切なポイントを考えながらやりました。
私の運動神経は”中の中”、ないし”中の上”程度だと思っています※が、それぞれのスポーツを始めた時にスタートダッシュがかけられるかどうかは
- 頭を使って考えたかどうか
- 思い通りに体を動かせるか
だと考えています。
そして、これらのことは後天的に鍛えられるものではないかと。
※私の小学生時代を例に挙げれば、ボール投げはクラスで1番になれるけど、徒競走ではビリに近いといったレベルの運動神経。
今回スノボに行く!と決めたので、私はYoutubeでスノボ関連の動画を見ました。
目的は「スノボの基本を学ぶこと」です。なんせ久しぶりなので。
靴の履き方、ボードと足の合体のさせ方、立ち上がり方、歩き方、滑り方(超基本)、滑り方(基本)のようなコンテンツを1時間半程度で一通り見ました。
本当に基本的なところから見始めましたが、その中で以下のポイントを掴みました。
- 滑る(=転ばない)ためには、重心を低く保つことが大切
- 滑る(=転ばない)ためには、板から体をはみ出さないことが大切
結局どちらも「バランス」を崩さないために大切なポイントなのですが、結局大切なポイントはこれだな!と1時間半ほどの動画から抽出しました。
ほかにも細かなテクニックは色々とYoutubeでは紹介されていたのですが、全てを意識して滑ることなんてできない!と自分に対してさじを投げているので、意識できる範囲を自分で考えて設定しました。
そして、そこで得た意識するポイントに従って、イメージ通りに体を動かすことを意識しました。
上手な人の映像を多く見ているので、そこで得たイメージ通りに体を動かすことができれば当然上手に滑れるはずです。
このイメージ通りに体を動かす、というのが非常に難しいことは言うまでもありません。これが運動神経と呼ばれるものの本質なのではないか、と私は考えています。
そのため、運動神経が悪いと思っている人は、それが難しいじゃん!と思うことでしょう。
そうだと思います。実際、思っている通りに体が動かないから苦労するんです。(ゴルフを始めたときに、より痛感しました。止まっている球を打つだけだからこそ、言い訳ができないし。)
しかし、長い期間同じスポーツを続けていれば、上手になる(=イメージに近い体の動きができるようになる)ことを考えると、すぐにできる/できないの差はあれど、後天的にも鍛えられる能力じゃないかと。
私の場合は、野球やゴルフの練習時に動画で撮影⇒確認を繰り返し行っているため、頭の中のイメージと実際の体の動きを比較して、その差を埋めるというトレーニングを一般の社会人と比べて多く積んでいました。
それが影響しているのか、スノボでもイメージに近い動きが(おそらくできていて)最初に言った通り、”それなりに”滑れました。注:レベルが高いわけではないですよ。
こんな感じで、頭を使って考えてイメージ通りに体を動かすと、新しいスポーツを始めるときには良いのでは?と感じました。
さらに言えば、筋肉痛がどこに出るのかまで意識を張ると、頭を使って考えた通りに体が動いているのかをチェックすることができます。
私の場合は、右足の太ももに筋肉痛が出たのですが、「理想の体の使い方をしているときに、右足だけに筋肉痛は出るのか?」と考えていくと、自分の体の動かし方が誤っているかもしれない、という可能性に気づくことができます。
ということで、新しいスポーツにチャレンジするときに私が気を付けていることでした!
ちなみに、今回行ったのは栂池高原スキー場というところで、東京駅から新幹線(1.5h)+バス(1.5h)で3時間程度のところです。
人もそこまで多くなく、ゲレンデも広いので、初心者がぶつかる心配もなく、安心して滑れるので、他をあまり知らない私が言うのもなんですが、おススメです!
では!