でわひさしの日記

世の中、教育、仕事、趣味などに関して、日々感じたこと・考えたことをつらつらと。

システム手帳を利用する3つのメリットとデメリット

2018年も残りわずかとなりました。
来年用の手帳を購入された方も多いのではないでしょうか。

 最近では、日記を兼ねるようなデイリー(1日1ページ)タイプの手帳が増えたり、デザインも豊富になったり、他のBtoCビジネス同様に手帳界隈も賑わっている印象です。
(なぜこういう動きが活発なのかは、後日解説したいと思います。)

 

今回は、システム手帳のススメ!ということで、システム手帳の良さをお伝えしたいと思います。来年用を未購入の方はぜひシステム手帳も含めてご検討ください。
(システム手帳とは、下の写真のような6穴リングタイプのバインダーです。)

 

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システム手帳見た目

なぜ今システム手帳?

正直、仕事をするうえではシステム手帳に限らず、手帳の役割は依然と比べて薄れています。(もちろんPCやスマホ等のデジタルツールの増加の影響です。)

かつ、私のように30歳になりたてのコンサルだと、お客様からも
「えっ若いのに手帳使ってるんですか?PC・スマホで完結させそうなのに!」
ということもよく言われます。(手書きでノートに書いてるだけで驚かれることも)

もちろん意図があるから、手書きでシステム手帳を使っており、主に以下のような効果があるので、重いのに毎日せっせと運んでいます。

  1. ちゃんとした人だという印象を与える。(信頼性)
    ⇒良い手帳であることのメリット
  2. とっさに出たアイディアを書き留められる。(効率性)
    ⇒アナログツールであることのメリット
  3. 自由に差し替えが可能(汎用性)
    ⇒変化へ対応できるメリット
1.ちゃんとした人だという印象を与える。(信頼性)

 コンサルタントのような仕事をしていると、お客様からどう見られるかが非常に重要です。高価な対価をいただいて行う仕事なので、相手に仕事面で信頼できる人であることを訴求しつつ、仕事以外の側面でも信頼を損なわないようにする必要があります。
(仕事はできるけど、人間的に残念な人という印象を与えるのはNGです。)

もちろん仕事面でも良い結果を出す必要があるのですが、きちんとしたシステム手帳を使うことで、相対するお客様が目上・年上の方であった時にも信頼を損ないにくいです。

最近では、打ち合わせでもPCをメモを取ることは許容されつつありますが、相対する企業や人によっては、PCでメモを取ることで「失礼な奴だ」という印象を与えます。

コンサルタント以外でも、営業職等のお客様からの信頼を得る必要のある職種でも同じだと思います。

大きなプラス加点にはならないけど、マイナスを減らす(もしかしたら多少の加点)が狙えるため、ちょっと良いシステム手帳を利用することは、私がシステム手帳を持つ理由の一つです。

2.とっさに出たアイディアを書き留められる。(効率性)

つまりメモ帳としての機能です。現時点での速記性はアナログツール>デジタルツールです。

お客様と何か話をしているとき・自分が何かを考えているときにパッと思いついた何かをさっと書き込める、というのがメリットです。

システム手帳は自由なので何を挟んでも良いのですが、おおむねカレンダーは入れるでしょう。

そうすると、次回の打合せで話したいことを思いついた際には、打合せ予定日にその内容をメモする、といった使い方が可能です。そうすると、打合せ前や当日に手帳を見返すことによって、議題に漏れが出なくなります。

こういった使い方ができることがシステム手帳を使う理由です。

3.自由に差し替えが可能(汎用性)

(1年で1冊のような)通常の手帳を使っていると、ノート(巻末のメモ欄)が不足するといった経験を持つ方もいらっしゃるかと思います。

システム手帳は、早い話ただのバインダーなのでノートが不足したら差し替え可能です。

最近よく見る1日1ページタイプでは、直近使わない半年先・1年先の日付までパッケージされてしまっているので、不必要に重いノートを持ち運びする必要があります。

一方で、システム手帳であれば直近1か月分だけ持ち歩く、といったことも可能なため、不必要な分を持ち運ぶ必要はありません。(空いた分をノートにすればより使いやすい。)

さらに言えば、システム手帳はスマホのアプリのごとく必要なものを入れたり出したりできるので、必要なものが精査されて最終的には自分が仕事で必要なものを1パッケージにすることが可能です。(私も今ではシステム手帳1つあれば仕事ができます。)

コンサルでは、プロジェクトごとに仕事内容も大きく変わりますが、その際に変化を加えられるのもメリットの一つです。

通常の会社においても、1年の途中で人事異動が発生し、仕事内容が大きく変わった結果、手帳がフィットしなくなった、という方もいらっしゃると思いますが、そういった際にも対応が可能です。

こういった自由度を持っていることで、自分オリジナルの仕事道具を作り上げることができるのは、私がシステム手帳を持つ理由です。

 

システム手帳のデメリット

ここまでシステム手帳の良い点ばかりに焦点を当てていましたが、使っていて気付くデメリットにも触れておきます。

  1. そんなに書きやすいわけではない
  2. 単純に重たい
  3. リフィル(システム手帳用の紙)が地味に高い
1.そんなに書きやすいわけではない

リングノートや ルーズリーフをバインダーに入れた状態で筆記したことのある人であれば、イメージが付くかもしれないですが、手帳の左面に筆記する際にはリングが邪魔になって書きにくいです。

それを解消したようなノートも出るくらいですから、きっといろんな人が同じ不満を抱えているでしょう。(以下のURL参照)

ありそうでなかった「ソフトリングノート」…3年間の不満解決への挑戦 | inspi

ググるとみんなこの悩みを解消しようといろいろとトライしています。

  • 筆記時には紙を外して筆記する。(挟んだ状態で筆記することへのあきらめ)
  • 左側に紙を多く配置して高くする。(やってみたけど、これはこれで書きづらい)
  • もう書きにくいことを受け入れる。(結局何もしていない)

みたいな感じです。

ちなみに私の場合は、別途レポート用紙を挟めるバインダーなので、ノートとして筆記するときには、そっちを使っており、リングの接触はないです。(この記事上部画像の右側青色のノートがちらっと見えていますが、それがレポート用紙です。)

あとはカレンダーへの記入時に多少書きづらさはありますが、そんなに書かないので大丈夫です。(私流の使い方は別途記事を起こします。)

2.単純に重たい

最近のどこかで流行っているミニマリストとは逆光しています。

私の場合は、カバンの中に、

  • PC(+アダプタ)
  • 財布・スマホ
  • 多少の書類
  • 筆記具

が入っている中に、システム手帳(A5サイズ)を入れており、ただただ重いです。

3.リフィル(システム手帳用の紙)が地味に高い

Amazon等にもカテゴリーがあるので見てもらえると分かりますが、ただの無地ノートで300円程度します。普通のノートよりも高いです。

ものによりますが、バインダーもそれなりの金額(4000円程度~ピンキリ)なので、リフィルも合わせて購入しようと思うとそれなりに高くなってしまいます。

まとめ:結局は目的次第

ここまでシステム手帳のメリット・デメリットについて言及しましたが、結局は何を目的と置くか、が肝です。

私の場合は、上で挙げたような理由を全網羅できることからシステム手帳を使っていますが、目的が一致していないと宝の持ち腐れとなってしまいます。

(どんな仕事道具を使うときにでも当てはまりますが)自分が何を目的として、どんな困りごとを解消するために、どんな機能を持った道具が最適なのかを考えてもらえればと思います。

もし興味のある方はぜひもう一段進んだ情報を見てもらえればと思います。

私も追々書いていこうとは思いますが、まだ無いのでおすすめ書籍を紹介します。

www.ei-publishing.co.jp

では!