四の五の言う前に、まずはFUJIFILMのカメラで撮影した写真を見てもらおうと思います。使用機材は、以下のものです。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: エレクトロニクス
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それでは以下、作例です。
いかがだったでしょうか。ここまでに魅力を感じられなければ、私の技術不足が原因ですので、ぜひあきらめずにFUJIFILMのカメラを視野に入れてみてください。
それではFUJIFILMのカメラの魅力をお伝えしつつ、私がFUJIFILMを使う理由を述べていきます。
1.FUJIFILMのカメラのいいところ
1.色が特に綺麗。JPEG撮って出しでも問題なし。
FUJIFILMは社名の通りフィルムメーカーだったのですが、真っ先にデジカメを販売開始する等、意外と先進的な取り組みも盛んに行います。
そんなFUJIFILMのカメラは、他社と比較して「記憶色(見たままの記憶にある色)」を再現することが得意と言われています。また、フィルムメーカーだった知見を存分に活用し、フィルムシミュレーションという技術をどのカメラにも投入しています。
そのため、記憶色+フィルムシミュレーションによって、非常に繊細な色表現を得意としています。
写真を撮ったのに、その時の印象とちょっと違う。そんなことが起きた経験のある人は、FUJIFILMがおすすめです。
やや難しい話ですが、JPEG撮って出し(デジタル画像の現像をせずに、いきなりJPEGで保存すること)でも全く問題のない品質で仕上がってくれます。
2.カメラのボディバランスが最適
FUJIFILMは、ASP-C機のミラーレスしか販売しない(=フルサイズの販売はしない)ことを明言しています。(格の違う中判センサーのカメラも販売していますが。)
これにも信念があります。
以前のエントリでセンサーサイズが大きくなればなるほどカメラボディも大きくなる、ということを申し上げました。
FUJIFILMは、APS-C機こそボディ+レンズでのバランスが一番良いと考えています。
以前のフィルムカメラでは、そこまで大きな機材を持ち運ぶことはなかったにもかかわらず、デジタル化が進んだ結果、フルサイズカメラを持ち運ぶ際には非常に大きなボディサイズとなります。それでは、本来のカメラの機動力は発揮できない、と。
そこで、センサーサイズは小さいものの、APS-C機とそれ専用のレンズとすることで、機動力を失わずに最適な画質を実現することをFUJIFILMは目指しました。
最近、フルサイズのミラーレス機が出始めたことで、ボディは小さくなっていますが、レンズはフルサイズ用のため非常に大きくなっています。それでは結局、カメラを持ち運ぶのに辛さを感じて使わなくなってしまいます。
やはりカメラは使ってこそ意味があるものです。
3.レンズが素晴らしい
APS-C専用となると、フルサイズ機と比較するとどうしても画質面では劣ります。(構造上やむなし)
それを補完するためにFUJIFILMはレンズの性能をものすごく上げています。
例えば、非常に明るいレンズ(やや専門的ですが、F値1.2といったレンズを開発)を開放で使えるような品質に仕上げています。
通常、絞り開放で写真を撮ると周辺の光が落ちたり、画質の劣化が起きるのですが、それをカバーするような高品質の設計をしています。
しかし、APS-C専用レンズなので大きくなりすぎず、機動力は失いません。
2.まとめ
以上のような理由で、私はFUJIFILMのカメラを利用しています。
サードパーティのメーカーがレンズ開発をしていないため、レンズ自体は高額のものとなりますが、冒頭にあげたズームレンズはボディのセットになっていたりするので、それだけでも十分に撮影が可能です。また、フルサイズ用のレンズと比べれば安価です。
私も上記で挙げたレンズ+2本しかもっていないので、全てのレンズを把握しているわけではないですが、レビュー等を見ていると非常に評価も高いです。
最後に、FUJIFILMのレンズレビューを非常に多く挙げられているサイトを紹介して、終わりたいと思います。
私もいずれレンズレビュー等をしていければと思います。
では!