以前から愛してやまない富士フイルムのX-T2ですが、今回発売されたX-T4に乗り換えました。
富士フイルムが好きな理由は以下のエントリを参照。
もう今後富士フイルムしか使わないのではないかと思うほどに、富士フイルムを愛しています。写真の色がやっぱりいい。
どのくらい好きかというと、富士フイルムの株式を購入しようかと悩むほどです。(デジカメ事業への投資があれば即参加しますが、化粧品とかにも混ざるので悩む。。)
そんな富士フイルムを愛する私ですが、ずっと使ってきたX-T2からX-T4に乗り換えました。
X-T3が発売されたときにはフィルムシミュレーション:ETERNA(エテルナ)へのあこがれもありましたが、買い替えるほどの大きなバージョンアップが無かった(X-T2にかなり満足していたことも一因の)ためX-T2のままでした。
しかし、今回のX-T4は、ついにボディ内手ぶれ補正がついたため、購入しました。
今でもX-T2には満足していますし、ボディ内手ぶれ補正がつかなければX-T4もスルーしていたと思いますが、保有している数あるレンズにすべて手ぶれ補正がつく!と考えれば、この金額も全く苦にならずに購入しました。
いやー、本当にボディ内手ぶれ補正がついてうれしい。もちろんそれ以外にもフィルムシミュレーション:エテルナ ブリーチバイパスといった魅力もあるので、これからしばらくはX-T4で満足し続けると思います。
カメラ本体
とりあえず、カメラ本体とかの写真をどうぞ。(これは全部iPhoneで撮ってます。)
バッテリーチャージャーが別売りになった点には注意が必要です。
追加購入なしの場合、充電するときにはカメラへ直接ケーブルを指す必要があります。
親指AFがついたりしていますが、バリアングル液晶になった点とシャッタースピードダイアルの下にスチールとムービーを切り替えるダイアルがついたのが一番大きな変更点です。
また、「わずかに」でありますがグリップした際の親指からAE-Lやジョイスティックまでの距離が伸びたと思います。いつもと同じ感覚でX-T4を握ると、少しボタンが遠く感じますが、すぐに慣れると思います。
X-T2の塗装の方が少しざらつきがあります。X-T4はざらつきが少ないです。
(X-T3時から、ざらつきが少なくなったとどこかで見た記憶が。。。)
Fnボタンの位置が変わりましたが、大きな違いはありません。
左がX-T4で右がX-T2です。
X-T2では、両スロットにメモリーカードを入れている状態で、1のメモリーカードだけ取り出すのが、なかなか難しかったのですが、横並びとなったことで入れやすくなりました。
X-T4最大の不満というか謎はここです。なぜX-T2の扉型(?)からゴム式にしたのでしょうか。
写真で見てわかる通り手で押さえていないと閉じてしまうため、非常にやっかいです。また、取り外しがしにくいにもかかわらずバリアングル液晶を展開した際に、画面にもろ被りします。
マイクジャックを付けた状態でバリアングルで自撮りしようと思うと、画面に抵触してしまいます。(蓋が画面にかぶってしまう。)
自分は自撮りをしないので困ることはほとんどないのですが、自撮りを想定してバリアングルにしているのでしょうから、何を想定してこの作りにしたのかは謎です。
グリップはX-T2よりも少し深くなりました。小指余りは依然ありますが、グリップが深くなった分、以前よりは持ちやすいです。
レンズを取り付けるとこのような感じです。XF16-80mmがまずまず大きいため、全体としてのボリューム感が出ます。
それぞれ最大望遠にするとこのような見た目です。だいぶサイズ感の違いが出ます。
ここまでがボディ本体のイメージです。
付属品
ここからは付属品を少し紹介します。
各国のプラグに合わせられるように先端だけ別でついてきています。
また、ケーブルはUSB Type-Cです。
私はPeak Designのストラップを使っているため利用しないのですが、ストラップも付属しています。X-T2の時に付属していたやつよりも幅広で肉厚になっています。
多少重くなっているため、その分を吸収できるようにしているのかと思います。
では、ここからはX-T4でやってみたかったことです。
X-T4でやってみたかったこと+作例
X-T4を購入したらすべてのレンズが手ぶれ補正となるため、これをやってみたかったです。
Canonを利用していた時から使っているシグマ Art 18-35mm F/1.8 DC HSMとの組み合わせです。
まー、正直焦点距離的にあまり手ぶれ補正を必要としていないのですが、このレンズの描写力はとても良いので、この”ごつさ”ではありますがちょくちょく持ち出しています。AFが効くマウントアダプターなので、X-T4になってもちゃんと機能するかもチェックしました。
Fringer FR-FX2について書いた記事はこちら。
結論的には、AFはちゃんとバシバシあってくれました。
今回は動きものを撮っていないので、そのあたりはこれから確認が必要です。
手前と奥、それぞれでピントを合わせましたが静止物なら問題なし。
ついでにエテルナブリーチバイパスもやりたくなったのでやっています。
まー、この写真はエテルナブリーチバイパスか?という感じですが、事前情報通り彩度を抑えた非常にいい感じに仕上がっています。
とはいえ、もうちょっとスナップしてみて感触を見てみようかと思います。
コロナの影響もあり、なかなか撮影に出かけるというのも難しいですが、もう少し撮影を重ねてみたら再度感想を上げたいなと思います。
では。