私が学生だった頃の話です。
当時、様々な活動を始めると同時に社会人の方にも頻繁に会う機会が増えました。
そんな中で出会った社会人の方が私に教えてくれた「結果を出すための方法」を本日は紹介したいと思います。
至極シンプルなものなので、読み終わったときに「えっ、そんなの?」という感想かもしれないのですが、シンプルがゆえに汎用性が高く、私は今でもその考え方を取り入れながら仕事を行っています。
では、最初の質問です。
(どんなものであっても良いので)結果を出すために必要なこととは、なんでしょう?
※ちょっと考えてみてから、下に進んでください。
答えは「行動」です。
良い結果なのか、悪い結果なのかはさておき。
結果を出すためには必ず行動が伴う必要があります。
例えば!
営業で成果(結果)の出ている人には、やはり提案を多くしています(行動)。
また、人に不快な思いをさせてしまった(結果)ときには、自分がきつい言い方をしていた(行動)。
といった具合です。
もちろん、わざわざ悪い結果を生み出すために行動する人はいないと思います。
しかし、現実として良い結果となる人もいれば、悪い結果となる人もいます。
かつ、これは完全な偶然(確率論)ではなく、良い結果が多い人と悪い結果が多い人が生まれるように、必ず人によって傾向が生まれます。
では、その違いは何にあるのでしょうか?
なぜ良い結果(=良い行動)を生むことができるのでしょうか?
※ちょっと考えてみてから、下に進んでください。
答えは「思考」しているからです。(正確には、良い行動を生むための思考をしている。)
現在のような、環境が目まぐるしく変わる状況では、
誰かが考えてくれた方法を使って、自分で考えることなく行動をとっているようでは、結果を常に出し続けることは困難です。
良い結果を生み出すためには、良い行動を取る必要があり、そのためにはきちんと考えられる人でないといけません。
自分のアタマで考えることができないと、これからの世の中で成果を出し続けることはできないです。
では、「良い思考」をするためには何が必要でしょうか。
※ちょっと考えてみてから、下に進んでください。
答えは、良い「質問」を自分に投げかけることです。
ここまでの話の中で、いくつか皆さんに質問を投げかけてきましたが、そのたびに頭の中に「?」を浮かべて考えてくれたと思います。
それと同じように、何も材料がない中で考えることは非常に困難です。
「質問=問」を投げかけて、それに応えようとする過程で「思考」は深まります。
そのため、自分自身に対して様々な角度からいろいろな問を投げかけることが大切です。
もちろん、問を投げかけるためにはバックグラウンドとして、それに対する知識等は必要なので、問を出せない状態にいるようであれば、知識をつけるところから始める必要があります。
ここまでの話をまとめると以下の図のように表せます。
非常にシンプルな構成ではありますが、自分がどこに躓いているのかを把握することで、結果が大きく変わってきます。
以下に、これらに関わる有益な書籍をご紹介しておきます。
では!
<問いの質を上げたいなら>
<思考の質を上げたいなら>
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/28
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- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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