【初心者向け：STEP2】数あるミラーレス・一眼レフから選ぶ一つの方法

デジタルカメラのなかからどういったタイプが一番合うのかは、以下のブログに書きましたが、この内容だけでは具体的な商品は選びきれないと思います。

そこで今回は、数多くラインアップのあるミラーレス・一眼レフから製品を選ぶ方法をお伝えします。

前回の内容と比較すると少し難易度の上がる内容もありますが、平易にお伝えできるよう心がけます。（今回も前回と同じく、初心者向けにかなり大胆な説明となります。）

読んでそのままなのですが、最初の1台はどのメーカーを選ぶのかが非常に大切です。

ミラーレス・一眼レフカメラはレンズ交換式カメラと呼ばれることもあります。

ミラーレス・一眼レフカメラは内部構造こそ違うものの、

という2種類で構成されている点では同じです。

また、ボディ＋レンズで購入したあとに、「もっといい写真が撮りたい！」と思った際にはレンズを買い足していくことになります。

そして、写真の質向上には、ボディよりレンズが大きな影響を与えます。ボディをいろいろ買い替えたとしても劇的な写真の質向上は望めませんが、良いレンズを購入するだけで、写真の質は大きく向上します。（腕前が上がった？と勘違いしてしまうほどに。）

そのくらいレンズは大切なのですが、レンズは組み合わせることができるボディが決まっています。

基本的には、同じメーカーのボディ×同じメーカーのレンズしか組み合わせられません。（Canon・Nikon・Sony等、サードパーティ製のレンズが使えるカメラもあります。）

また、ボディを買い替える際には、購入したレンズを無駄にしないために、初回購入時と同じメーカーのボディを購入することになります。

つまり、最初に購入したカメラのメーカーを使い続けることになります。（もちろん他メーカーに乗り換えも可能ですが、レンズをまた買いなおさなければいけないです。）

そのため、一番知識のないタイミングではありますが、将来を見越したカメラメーカー選びをする、ことがとても大切になります。

メーカー選びの前に、1点注意が必要です。

先ほど、レンズとボディは同じメーカーであれば互換性がある、と記載しましたが、これは”同じセンサーサイズ”という前提があります。

センサーは、フィルム時代のフィルムに該当するものなので、デジタルカメラには必ず搭載されています。デジカメはレンズから通った光をセンサーに当てて映像として記録します。そして、サイズにはいくつか種類がありますため、レンズはセンサーの大きさに合わせて作られています。

センサーサイズの大きなカメラ用のレンズを小さなカメラ用には使える（大は小を兼ねる）のですが、センサーの小さなカメラ用レンズを大きなカメラには使えません。（ここでも例外はあるのですが、割愛）

見た目が同じように見えるのですが、ボディと同じメーカーのレンズでも、使えないことがある、と理解してください。

以下の図にまとめました。矢印が出ていないところは原則レンズの使いまわしは不可です。（ざっくりとまとめているだけなので、購入時にはきちんと店員さんあるいは詳しい人に聞いてください。）

カメラメーカーごとの製品ラインナップをまとめました。

上の表を見てもらったら分かる通り、キヤノン・ニコン・ソニーは割と万能です。

将来的にレンズが増えていって、センサーサイズを変えていきたくなった時にもボディのバリエーションが多いので、対応ができます。（APS-Cのボディを購入し、フルサイズ用のレンズを購入すれば、APS-C⇒フルサイズへボディを買い替えてもレンズの買い直しは不要）

また、キヤノン・ニコンはサードパーティ製のレンズも豊富なので、安価で高品質なレンズを手に入れることも可能です。（ソニーも徐々に増えてきている。）

この軸での話ではないですが、キヤノン・ニコンにはユーザも多いので、周りにいる人からもいろいろな話が聞けたりするのもメリットの一つです。

一方、オリンパス・パナソニック・富士フイルム・ペンタックスはセンサーサイズのバリエーションがないので、対応が利きにくいので、ややおすすめできないです。（オリンパスとパナソニックのレンズは例外的にメーカーが異なりますが、互換性があります。）

以上を踏まえ、初心者がミラーレスあるいは一眼レフを選ぶときにはキヤノン・ニコンのいずれかを選ぶことをお勧めします。（ソニーでもいいのですが、レンズの豊富さを加味すると上記2社に軍配があがる。）

ということで、キヤノン・ニコンで非常に評判の良いカメラを2台紹介して終わりたいと思います。（初心者向けの価格ではないですが、価格と品質のバランスが良い機種を選定しました。）

続きで読みたい方は以下もご覧ください。

dewahisashi.hatenablog.com私も以前はキヤノンを使っていましたが、そんな中、なぜ富士フイルムに乗り換えたのかは後日。

では！

でわひさしの日記