でわひさしの日記

世の中、教育、仕事、趣味などに関して、日々感じたこと・考えたことをつらつらと。

【説明が上手くなる!】コミュニケーションが上手くなるために意識すべきたった1つのポイント。

突然ですが、

  • 自分の言いたいことが上手く伝えることができない。
  • 「何が言いたいのか分からない」とよく言われる。
  • 人に対して説明するのに苦手意識を持っている。

そんな悩みを抱えている人は多いと思います。

私自身も、仕事をし始めたときには上司からよく指摘を受けました。

しかしどうしたら改善されるのかよく分からず、改善方法を模索していました。

そんな中、今回紹介する方法にたどり着いたところ、説明の仕方も徐々に分かりやすくなってきました。

 

もちろん今回ご紹介する考え方”だけ”を身に付ければ、すぐに改善されるわけではないと思いますが、今回の方法を軸にして自分にとっての改善ポイントを考えるきっかけにしてもらえればと思います。

 

では、よく言われる内容ではありますが、

「伝わる」と「伝える」の差って何でしょうか?

「伝わる」の方が良いことは自明ですが、その具体的な差を考えてみましょう。

 

 

おそらくみなさんのイメージと大きく違わないと思いますが、私は以下の図のようなイメージを持っています。

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「伝わる」と「伝える」の差

伝わる = 自分の頭の中にある絵・映像と同じ絵・映像を共有できる

伝えた = 自分の頭の中にある絵・映像を相手に言う

 

こちらがいくら話をしたとしても相手がそれを受け取れていなければ、それは「伝わった」とは言えないです。

 

これだけを理解していれば上手な説明ができるようになるか?と問われれば、もちろん答えはNOです。

 

うまく情報を適切に伝えられるようになるためには、このイメージを理解したうえでさらに1歩踏み込んで理解する必要があります。

 

「伝えた」と「伝わった」の差でポイントとなるのは「絵・映像=イメージ」が相手と一致しているか否かです。

重要なのは「絵・映像」のレベルで情報交換ができているか、というポイントです。

 

人間が理解した、という状態は「絵・映像」を持つことができた状態だと考えています。もっと嚙み砕いて言えば、人間は文字ではなく映像を覚えています

人間の記憶力はパソコンには勝てない!という話もありますが、私はそれは違うと思います。

パソコンは文字情報を記憶することや検索することを非常に得意としていますが、絵や映像の記憶や検索は得意としていません。一方、パソコンの逆で、人間は絵や映像を記憶・検索することを得意としています

例えば、家に帰ってテレビをパッとつけたときに、何かの映画の1シーンが流れていたとします。それを見た瞬間に、「あ、これは〇〇だ」と言えた経験を持つ人は多いのではないでしょうか?

このように人間は絵や映像で理解することを得意としており、普段の生活の中でも(意識せずに)絵・映像に置き換えて理解をしています。

 

 

このように自分が理解している絵・映像の情報を相手にそのまま伝えることができれば、分かりやすく説明できる人になることができます。

しかし、自分の頭の中にあるイメージを、イメージのまま伝えることは困難なため、人間は文字を使って相手に伝えています。

このプロセスを図示化すると以下のイメージです。

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コミュニケーションで意識すべきこと

自分が話をする際には、①絵・映像を ⇒ ②文章に起こし ⇒ ③話します。

相手が情報を受け取るときには逆のプロセスをたどります。

 

コミュニケーションをとるうえでは、行動として見える部分である「③話す・書く」や「④聞く・読む」というところにフォーカスしがちです。

もちろん行動として見える部分が変わらなければ、相手への伝わり方は変わらないため、改善されないことも事実です。

しかし、行動として見える手前にもプロセスがあり、そこが改善されない限りは行動に変化は起きません。

 

では、”手前”の部分で意識すべきことを伝えていきます。

①絵・映像

そもそも伝えようとしていることが明確ですか?

自分自身が伝えようとしているものがはっきりと具体的になっていないと、当然相手に伝えることもできなくなります。

うろ覚えのエピソードトークをしようとすると、うまく伝えることができません。これは②言語化・文章化力でも③話す・書く力の問題でもなく、①絵・映像がはっきりしていないことが原因です。

自分が伝えたいことをはっきりさせることが、分かりやすい話ができるようになるための初手です。

 

②言語(文章)化

絵・映像を言葉に落とし込む必要があります。

自分の伝えたい内容を表現するためのボキャブラリーはもちろん必要ですが、それを受け取る相手のことを意識した言葉選びができるかどうかが重要です。

②-1:自分の考えていることを表現できる

②-2:その表現が相手にとって分かりやすい表現に変換する

というステップを踏むのが望ましいでしょう。

このどちらで躓いているのかを意識できると、改善が容易になります。

②-2は聞き手の背景や前提知識によって伝える内容を変化させる必要があるので、聞き手のことを知っているほど簡単になります。

自分と同じ学校に通う友人とは、特に意識しなくても会話が成立するのはそのせいです。自分と共通項が少ない相手と話をすると、なかなか会話が盛り上がらない・成り立たないのも、これが理由です。

 

また、言語(文章)化する際には、聞き手側が「④聞く・読む ⇒ ⑤言語(文章)化 ⇒ ⑥絵・映像化」というステップを踏むことを意識できると、より良いです。

それができるようになると、相手にとって聞き/読みやすく、理解しやすい表現ができるようになります。

 

 

おそらく③話す・書くは、多くの本などで説明されているため、ここでは省きますが、私がこれまでに読んできた中で良いと思った書籍等を紹介します。

 

とりあえず1冊!という方は是非読んでみてください。

   ↓

伝わる・揺さぶる!  文章を書く (PHP新書)

伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書)

 

 

本を読むことが苦手という人は後から読んでもいいかもしれないですが、分かりやすい日本語を書けるようになるためには意識するべきことが多く書かれています。

  ↓

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

  • 作者:本多勝一
  • 発売日: 2015/12/07
  • メディア: 文庫
 

 

 1文ごとの文章はうまく作れるようになった人におすすめの本です。

 ↓

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

  • 作者:古賀 史健
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 新書
 

 

④読む・聞く以降の話については、以前に近しい領域の話を以前に書いているため、よかったらそちらを読んでみてください。(バチっとフィットしてないのですが。)
dewahisashi.hatenablog.com

  

相手にとって分かりやすい表現をするというのは、簡単なようで結構奥の深いものです。

今回は、分かりやすい表現をするための1歩目という位置づけで書いていますが、機会があればそれぞれのトピックをもう少し深堀して書いてみようかと思います。

 

では!

Web会議・Web飲み会を開催する際の注意点と対策

引き続き在宅勤務ネタですが、今度は在宅勤務時に肝となるWeb会議やWeb飲み会をやってみての感想や開催時の注意点・対策などを共有したいと思います。

 こちら在宅勤務でも効果的な仕事をするためのセッティングです↓

dewahisashi.hatenablog.com

 

そもそもどのくらいWeb会議をやっているか、というと、コロナが流行する前から週2・3回はWeb会議をやっていました。

それが在宅勤務が始まったことによって、1日数回、長い時には数時間の会議をするようになりました。出社しているときには”会議”という形態をとらずともできた確認が、”会議”になったことで回数は増えています。

「まぁまぁWeb会議をやってる人が言ってるんだなぁ」と伝わればと思います。

 

また、Web会議用ツールとしてZoom・Teams・Hangouts Meetのどれがいい!等のWeb会議を開催するためのツールの話ではなく、Web会議(リモート会議)やWeb飲み会(リモート飲み会)を開催するうえで気を付けるべきポイントのような、開催する人たちが気を付けるポイントを中心に書いていきます。

 

Web会議編

Web会議をやる際の注意点と対策

基本的には、対面の会議だろうがWeb会議だろうが、やるべきことは変わりません。

会議の目的を定め、目的を達成するためのアジェンダを組み、それをベースにしながら臨機応変に会議の落としどころに向けて会議を進行する、というのは当然やるべきです。(これすらできていない会議がなんと多いことか・・・)

また、会社独自に存在する会議の文化もWeb会議では邪魔になることがあります。Web会議には上座も下座もありません。会議の質に影響のない部分で不要な工数を取っているのは、あまりにも滑稽です。Web会議という音と画面だけの場でこそ、会議の質に意識を向けるべきだと思います。

 

ここからはWeb会議特有な内容を、進行する人と参加する人のそれぞれの立場から述べます。

進行・発表する(ファシリテーター・プレゼンター)側の注意点と対策

  • ゆっくり・はっきりと話す
    Web会議はいくら自分の設備を良くしても、ネットワークや他の会議参加者の設備が良いとは限らないため、実は聞き取りづらい!なんてことも多々発生します。できるだけゆっくり・はっきりと話すようにしましょう。
    理想としては、自分の頭で文章を作ったうえで、それを読むような意識で話すことができるようになると、相手にとっても伝わりやすい表現が可能となるため、Web会議じゃなくなった時にも効果的です。
  • 細かく質疑応答の時間を設ける
    Web会議は参加者側にとっては発言しにくい環境です。
    そのため、通常であれば1つのテーマを話し終えてから質疑応答を設けるような場合でも、細かく理解が不足しているところや質問が無いかを確認しながら進めるようにしましょう。
    実は音声があまり聞こえていなかった、なんてことを防ぐことも可能となります。
  • 資料共有時にはページ数も伝えてあげる
    「Web会議で参加している=PCの画面を見ている」という前提を置くのをやめましょう。一気に在宅勤務が進んだことによって、Web会議に慣れていない人もWeb会議にシフトしました。そのため、紙で印刷してWeb会議に臨んでいる人もいます(参加者の年齢層やITへの慣れに依存します)。
    そのため、紙を見ながら話している人もいる前提でページ数を念のため伝えてあげると会議参加者が同じスピードで会議に参加できます。

参加する側の注意点と対策

  • 聞いていることを表現してあげる
    進行・発表する人にとって辛いのは、参加者側のリアクションが分からないことです。進行・発表者にとっては、画面に向かって話し続けるには非常に話しづらいものです。
    相槌を打ってあげる・チャットでリアクションしてあげる・大きめにうなづいてあげる等、かっているのか・聞こえているのかといったフィードバックを進行・発表者に与えてあげてください。
    会社の文化によっては難しい等あるかもしれないですが、そういう会社はWeb会議自体に慣れていないと思うので、『会議を有効にする』という目的に即して効果的な方法をとるようにしてください。
  • ゆっくり・はっきりと話す
    進行・発表者側の話と同じです。
    Web会議では相手に伝わりにくいという前提を置いて、話すことは必須です。

 

 

Web飲み会編

Web飲み会をやる際の注意点と対策

Web飲み会では、会議のような役割は無いので全般的に気づいたところを記載します。

  • 参加者は6名程度が最適
    Web飲み会で大勢が参加すると話のテーマが移り変わってしまい、なんの話をしているのかよく分からなくなりますし、(たけのこにょっき的に)発言が被ることが増えます。
    そのことを考えると対面の飲み会においても1つのテーマで話ができる6名程度が最適な人数だと感じました。
  • 深酒に注意!!
    家にいて、あとは寝るだけ!状態だと、つい飲みすぎてしまいます。
    ただでさえ在宅勤務で動く量が減っているにもかかわらず、飲みすぎるなんて事態になっては目も当てられません。(普段から宅飲みをしている人はもはや関係ないでしょうが・・・)

  • 終わりの時間を決める!
    終電も無ければラストオーダーも無いWeb飲み会です。ついつい長くなってしまうし、それが深酒をあおる理由にもなります。
    終了時間を決めて、全員が守る!と最初に意識づけておかないと、延々と飲み続けてしまうので、注意が必要です。(特に、1次会で帰るのが苦手な人たちは注意が必要です。)
  • 時差に注意!
    Web飲み会の良いところは海外にいる友人とも気楽に飲むことができる点です。
    当たり前ですが、時差には注意しましょう。こっちの夜が相手の夜とは限りません。

終わりに

とりあえず現時点(4/21)で、Web会議やWeb飲み会を開催してみて気づいたことを中心に記載しました。

これまでも結構頻繁にやっていた中でも、気づかなかった注意点に気づく機会になっています。これからも気づいたことがあれば、それらを更新していければと思います。

みなさんもWeb会議・Web飲み会をやるなかで気づいたことがあれば、ぜひシェアをお願いします!

 

では。

【集中できる】在宅勤務(リモートワーク)の書斎と便利なグッズの紹介

 前回のエントリを書いた頃には全く言われていなかったコロナウイルスの猛威がすごく、私も在宅勤務中です。 在宅勤務も3~4週間ほど経過してきたので、私のデスクの様子を残しておこうかと。

 

私のクライアントでも在宅勤務は増えてきています。

日本企業において、在宅勤務にすることのハードルは高かったのですが、コロナウイルスの影響で一気に進んでいる印象をニュースからも感じています。

在宅勤務をしてみて「意外といけるな」と感じています。

コンサルという職業はクライアントと日々接し、コミュニケーションをとりながら仕事を進めているため、リモートでどこまでできるか・・・と懸念もありましたが、思ったよりコミュニケーションロスも無く、仕事を進められているという印象を持っています。

むしろコロナウイルスが落ち着いた頃には、会社に行かなければいけない理由を示すことに様々な会社が苦慮するのではないかと思えるほどです。(書類の受け取りなら週に1回行けばいいじゃん、とか思いそう。)

 

もちろんそれぞれが属している会社の業態によっては在宅勤務が難しいところはあるでしょうが、少なくとも私の接しているホワイトカラー系の職業の方々はそういった傾向があります。

 

 

ようやく本題ですが、在宅勤務時のデスクの様子を記録として残しておこうと思いました。(いつかまた来る在宅勤務時に備える意味と、割と効率的な配置になったので。)

 

では、さっそくデスクの様子です。

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在宅勤務時のデスクの様子

私の机回りを紹介しつつ、これ便利!と思っているグッズも紹介していきます。

割と使い勝手が良いと思うので、参考にしていただければと思います。

①ノートPC

仕事ではノートPCです。私は②サブディスプレイがある都合上、デスクの真ん中にドカンと配置してます。サブディスプレイが無ければ、サブディスプレイがある位置に置いて、ノートPCの右側を有効に使うのも良いかなと思います。

会社貸与のPCのため、特に紹介はなしです。レッツノート使いやすいです。

②サブディスプレイ

今はSAMSUNG製のものを使っています。

ただ、このディスプレイはサブディスプレイとして使う目的で置いてあったわけではないです。個人用PCがデスクトップパソコンなので、その主モニターを一時的にサブディスプレイとして利用してます。

在宅勤務の人にとってサブモニターの有無は非常に大きな影響があると思います。Web会議の時には、主モニターorサブモニターにWeb会議ツールを表示し、もう一つの画面で会議時に必要な資料等を表示させておく、といったことが可能になります。

特に自分が会議を主催する際には、自分の画面を参加者に共有することになりますが、相手の顔を見えるようWeb会議ツール用画面と資料共有用画面が分かれていると非常にWeb会議を回しやすくなります。

私の持っているディスプレイは学生だった2010年頃に購入しているので、今となっては古いのですし、もともとの目的がデスクトップのモニターなので、今回のケースではあまりおすすめではないです。

今の時代であれば、使わない時には閉まっておくことができる以下のようなものが便利です。

少し高いのですが、電源供給がPCからできるので、便利です。(使ったこともあるのですが、画面もきれいで非常に良かったです。ただ、持ち歩くのはちょっと嫌・・・という重さです。)

こちらは使ったことが無いのですが、比較的安く高解像度なので、使いやすそうな印象です。 

 

 ③マウス

まー、これについては普段使っているやつでいいと思います。

私は、家用にはトラックボールのマウスを使っています。トラックボールって何?って人は以下を見てもらえば、普段使っているものとの違いが分かります。(見た目が違うので。) 

 そこまで大きくない机の上で、サブディスプレイを含めて端から端までポイントを移動させようと思うと、普通のマウスでは何度かマウスを最初の位置に戻さないと操作できず、めんどくさいのでトラックボールを使っています。

慣れちゃえば便利なのですが、別に在宅勤務になったからといって、普段のマウスで困ることもないと思うので、買いなおす必要はないと思います。ただ、あると便利です。

 

④ノート+ペン

私は以下のノートを使っています。 

マルマン ノート ニーモシネ A5 方眼罫 N182A

マルマン ノート ニーモシネ A5 方眼罫 N182A

  • 発売日: 2015/02/16
  • メディア: オフィス用品
 

私の家にはホワイトボードは無いので、何か手書きで表現したいときには、 サインペンでノートに書きこんでカメラ越しに見せる等で対処しています。

ホワイトボードも相当な大きさじゃないと、Webカメラ越しでは見えづらいため、この運用でしばらく行こうかなと思ってます。

サインペンにするのは、Webカメラ越しでも見えやすくするためです。昔からあるこのペンはいまだに現役です。(10本セットしか見つからなかったのですが、予備を含めても2本あれば十分です。) 

 実際に書いてみるとこんな感じです。

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ニーモシネにぺんてるのサインペンで書いてみた

⑤文房具+小物

まー、これはどなたの家にもあるような感じですね。

特筆すべきことが無いです。。。

⑥フリースペース

私の机は引き出しの一番上の部分が持ち上がりL字型になります。

机の下に締まってあることもあるのですが、今はL字のままです。

ここではちょっとしたものを置いておいたり、紙に何かを書いたり~とかです。

こういう机

⑦番外編:Web会議にあると便利

Web会議が成立するかは、この3つの品質ですべてが決まると思います。

 1.ネットワークの強さ

 2.マイク・スピーカーの品質

 3.Webカメラの品質

重要だと思うものから挙げてみました。

1.のネット回線はすぐには直せないのと、3.は優先度が落ちることから、2.に焦点を当てます。

2.マイク・スピーカーはもともと好きだったこともあり、手持ちのものも活用してみたら、いい感じで運用できています。

iPhoneに付属しているマイク付きイヤホンでいいじゃん!と思うかもしれないですが、まずまずの長時間、耳の中にずっと物を入れて会議に出るのってつらいんですよ。。。

ってことで、個人的にはスピーカーがおススメです。

 

まず一つ目。

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BOSE SOUNDLINK

PCとBluetoothで接続できるし、音もきれいだしマイクもよく音を拾ってくれます。

もともとキャンプとか外で遊ぶ用に購入したものなので高価なんですが、Web会議でまさかの大活躍です。ただ、壁に跳ね返った音まで拾ってしまうせいなのか、ハウリングを防ぐために壁から離して使う必要があります。(⑥フリースペースに置いて使ってました。) 

 

そこで次に紹介するのが、「耳も痛くならない」「ハウリングも起こさない」という今のところ最強グッズです。JBLのネックスピーカー(Sound Gear)です。

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JBL SOUND GEAR

少し前に話題になっていた「ネックスピーカー」と呼ばれるジャンルのものです。

首にかけるだけで耳には何もつけないタイプのやつです。

これはハウリングもしないし、なんならスピーカーの音が大きくなってしまい家族へ迷惑をかけることも防げます。

 今のところ、一番便利だなと思っています。(1日のうちに充電が不足するようなら、会議時間を減らすのが健康的だと思います。笑)

 

書き始めたときよりもボリュームがおおきくなってしまい、作業見積が甘かったと反省しております。とりあえず、今回はここまで。

今回はハード的な側面から在宅勤務の記録を残していますが、次は、Web会議やWeb飲み会をやってみた感想やうまくやる方法をソフト面から考えてみたいと思います。

では。

石川県金沢旅行は、大人が1泊2日で行くのがちょうどいい!

2020年の一発目の旅行として、1/18(土)~19(日)に1泊2日で石川県金沢市に旅行に行ってきました。

東京から北陸新幹線が開通してしばらくしますが、一度も行ったことのない土地だったこともあり、期待しながら当日を迎えました。

 

東京⇒金沢までは北陸新幹線で2時間半程度で到着しました。

午前中に移動して、金沢に到着したのはお昼ごろでした。

金沢といえば、兼六園21世紀美術館・加賀屋・海鮮、くらいの印象しか持っていませんでしたが、この中でも海鮮丼を一番の楽しみにしていたので、真っ先に海鮮丼を食べに近江町市場に向かいました。

バスを使おうかとも思いましたが、15分程度歩けばたどり着けることが分かったので、歩いていきました。

 

東京の人の多さに慣れているせいか、市場は混雑はしていましたが、嫌になるほど混んでいると感じることなく、お店も並ばずに入ることができました。

www.sashimiya.jp

ガイドブックとお店の雰囲気で、割と適当に入りましたが、非常においしかったです。

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まぐろとブリの海鮮丼

正直、味覚に大した自身も実績もないので、どこのお店に入っても同じように感動できたのではないかと思います。

 

その後、金沢城跡に行ったり~兼六園に行ったり~

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兼六園(の入り口)

天気が清々しいほどの曇天模様で、多少雨も降ったり降らなかったり、という感じだったので、外での観光をどこまで続けられるかと心配しながら、金沢市を探索していました。

 また、楽しみにしていた21世紀美術館ですが、まさかの休館中で、ここは全く見れず。

 

 空模様もいまいちだったので、美術館から徒歩5分くらいのところにあるカフェにふらっと入りました。

tsubomi-kanazawa.jp

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わらび餅とお茶

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結構な行列店でした。

わらび餅や葛切り餅などの和菓子を提供するお店で、私がお店に入った時には2人くらいしかお客さんがいなかったのですが、その後続々とお客さんが入ってきて、気づいたら外に並ぶ人たちが出てくるくらいの人気店です。

この記事を書くときに調べたら、食べログでも3.7のポイントがついてるんですね。。(そりゃ流行ってるわ。)

私はわらび餅を食べましたが、きな粉や餅自体に甘さがあるわけではなく、黒みつをかけることで甘さを感じられるタイプのわらび餅です。

とてもおいしく感じましたが、私はわらび餅自体に甘さがあるやつのほうが好きです。

 

 

食べてばかりではありますが、わらび餅の後には”のどぐろ”を食べに行きました。

さっきのカフェから歩いて1分ほどのお店ですが、ここも行列店でした。

www.itaru.ne.jp

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お店の外観

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肝心ののど黒めしはこんな感じ。

知らなかったのですが、のど黒めしは”ひつまぶし”のように食べます。

4等分して、最初はそのまま、2杯目は薬味で、3杯目はだし茶漬けで。最後の1杯は、お好きにどうぞ!という仕組みです。

個人的には、薬味もしくはだし茶漬けが好きでした。(ひつまぶしはそのまま食べるのが好き。)

特に、だし自体がおいしくて、なんならそれだけ飲んでいたい、くらいです。

 

その後、金沢駅まで一度戻って、予約していたホテルに泊まりました。

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よく見る金沢駅の玄関

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オブジェも置いてありました。

 

 

2日目ですが、ぶっちゃけ初日で回りたいところはおおむね回れていました。

なので、2日目にしてのんびりプランだったため、今度はバスで回ることにしました。

まずはひがし茶屋街。

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ひがし茶屋街の雰囲気 1つ目

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ひがし茶屋街の雰囲気 2つ目

金沢自体が東京のような都会ではなく、郊外のベッドタウンくらいの雰囲気なのですが、その中に昔ながらの雰囲気の区画が現れるような感覚です。

ひがし茶屋街の雰囲気は、昭和(初期?)に戻ったような感じなので、どこか落ち着く区域です。(まぁ、すぐ隣には車がバンバン走ってますが。)

千葉県の佐原市にも同じような雰囲気を持った区域がありますが、「あー佐原っぽいな」と思いました。(佐原よりも広いですが。)

 

その後、にし茶屋街にも行って、途中でお茶をしたりしながら、のんびり過ごし、東京へ戻りました。

 

 

で、金沢に行った感想としては、

大人が1泊2日で行くのがちょうどいい!

って感じです。

 

まず、金沢市内の観光場所は非常に近くの地域に固まっています。

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金沢市内の観光マップ

これはバスの1日乗車券の裏面に乗っていたマップです。

金沢駅兼六園までを徒歩30分程度で歩ける距離なのですが、街全体がそこまで大きくないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

その範囲に、近江町市場・兼六園金沢城公園・21世紀美術館が集まっており、どれだけ時間をかけて見るかによりますが、ほぼ1日で回れるボリューム・距離です。

1日で回ると、それ以外のところが回れなくなってしまうので、1泊2日くらいが疲れ方的にもちょうどいいと思います。

もし2泊3日で行くのであれば、何度か同じところに足を運び楽しんでみる、とか、このマップ以外のところを目指す、といったことがないと、持て余してしまう可能性があります。

 

また、子供連れで行くのはおススメできないです。

というのも、兼六園等、子供が楽しめるとは思えない場所が中心で、楽しめるのは21世紀美術館くらい(いけなかったですが)で、子供を連れていくと、早々に楽しめなくて飽きちゃうのではないかと感じました。(のど黒に魅力を感じるとも思えないですし。。。)

そのため、「大人な旅行」をしたほうが、金沢は合っていると思います。

 

私自身は、奥さんと2人だったので、金沢旅行を非常に楽しめましたし、何より目当てだった食事がおいしかったので、満喫できた石川旅行でした。

 

石川旅行に行くことを考えている方のご参考になれば。

では。

【レビュー】プラチナ万年筆の「出雲」は非常に使いやすい万年筆だった!

年末年始は、普段よりも休みの期間が長く、かつ年が変わるということを除けば、普段の休みとなんら変わることがない生活を送ることは非常にたやすいものです。

しかし、年が変わるということが自分に影響してか、あるいはそれに便乗して年末年始の商戦を繰り広げる商店・TVの影響なのか、少し気持ちが開放的になるものです。

そんな開放的になった気持ちから、買ってしまいました。万年筆。

 

ここ数年は万年筆の購入意欲はそこまで大きくなく、趣味の文具箱を読んでいて少しほしい気持ちが生まれてもサッっと気持ちが収まっていました。

万年筆の沼にはまっていたころは、自分にとっての究極の万年筆を探す旅にひたすら出続けている感覚がありました。

国産を試し、舶来物を試し、ペン先の太さを変えてみたり、ペン先をスチール・金と行ったり来たりしてみたり。

結局書き心地が一番だよね!と思ったのもつかの間、デザインが好みの万年筆に出会うと、「いやいや、やっぱりデザインも捨てきれない!」と思ってみたり。

万年筆を好きになってしまったことがある人なら、この辺の気持ちは共感してくれると思います。まだ万年筆にハマりきってない人は、こういう衝動に駆られてしまう魅惑の品物であることを認識しておいたほうが、良いと思います。笑

 

 

本題に戻りますが、以前からじわじわと気になり始めていたのが今回購入したプラチナ万年筆の出雲というシリーズの万年筆です。同僚で万年筆にハマった子がいて、その子と万年筆談話をしていたことも少なからず今回の購入に影響しています。

 

あーだこーだ言う前に、まずは万年筆の写真をいくつかお見せします。

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万年筆1本とは思えないサイズの箱に入ってます。

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白い箱を開けたら、桐箱が出てきました。出雲のロゴも載ってます。

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箱を開けるとこんな感じ。万年筆はペンケースに包まれています。

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ペンケースから万年筆を出してみました。こんな感じでシンプルな見た目です。

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ペン先はバイカラーになっています。首のあたりの色合いがきれいです。

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サイズは結構大きいです。(左から、フリクションジェットストリームペリカンM800・出雲)

 

今回万年筆の購入にあたっては、以下の要件で探していました。

  • ビジネスの場でも使うことができる(=装飾が華美すぎない)
  • 細かな文字が書けるように細字
  • 軸は木製もしくは漆塗り
  • 10万円以内(安ければ尚良し)

まぁ、ぶっちゃけてしまえば、買う理由は後から考え始めたところもあります。

当初はペリカンM800のブラウンブラックの限定デザインが出たので、そちらに興味を持ちました。(M800のすばらしさは知っていますし、趣味の文具箱で表紙を飾っていたこともあり、かなり興味を持ちました。)

が、実物を見てみると少しチープな印象を受けたので、もう少し重厚なイメージのものがいいなぁ、と思い始めたところから、木製や漆塗りの万年筆が対象になってきました。

細字が欲しかったので、外国産の万年筆は対象から外し、国産に絞っていたこともあり、プラチナ万年筆の出雲の購入に至りました。

対象製品を決めるにあたっては、中屋万年筆も検討の俎上には挙がりました。中屋万年筆に対する憧れはずっと持っているので、いずれ購入するかもしれないですが、私の欲しかったモデルが予算をオーバーしていたので、今回は断念。

また、パイロットのカスタムURUSHIも対象に入りました。細字を書きたいのでニブ(ペン先の金属部分)は大きすぎず・硬めがよいのに、URUSHIは大きすぎる・柔らかすぎるという点と、出雲のほうが漆塗りの濃淡があり、そこにわびさびを感じたという点から、URUSHIではなく出雲に軍配が上がりました。

このような結果、今回出雲の購入に至ったという次第です。

 

 

プラチナ万年筆の細字(F)と言えば、太さはだいたいお分かりかもしれないですが、一応ノートに書いてみた結果を載せます。

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狙い通り細いので、細かな文字も書きやすいです。

参考までに、ほかの万年筆やペンも一緒に書いておきました。

この万年筆は、キャップを本体の後ろにつけることができない(傷がつくため)のですが、本体のみでバランスがよいです。私は手が大きいので、手の小さな女性だと少し大きすぎる可能性はありますが。

あと余談ですが、SAKURA Craft_labはインク乗りがどうしても悪いですね。いろいろな紙と相性を確かめてみましたが、どうしてもカスレが出てしまうので、出番は激減しています。(はずれを引いてしまっただけですかね?)

なお、今回使用している紙はトラベラーズノートの無罫リフィル(003)です。 裏写りはもちろんありません。

 

最後に、今回万年筆の購入に合わせてインクも調達しています。

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ヤンセンのバッハというインクです。黒寄りの茶色といった色合いです。

ヤンセンというあまり聞き慣れないメーカーかと思いますが、インクの品質は非常に良いのでお勧めです。(少し高いのですが、本体価格を考えるとこの差はどうでもいいです。気に入ったやつを使いたい。)

 

 

年末年始の陽気な気分に乗って思わず散在してしまいましたが、非常に満足してます。

デザイン・書き心地・持ちやすさといった観点から、持っている万年筆の中でもトップクラスです。

割と沼にハマった人でないと手を出しにくい万年筆かと思いますが、上記に挙げたような要件で万年筆を探している人はぜひ一度見てみてください!

 

 


dewahisashi.hatenablog.com

 では!

たいていのものは人が作ってるんだから、その人たちと合わなければ合う場所に行けばいい。

最近ふとそんなことを思います。

 

一日の生活を見てみると、

  • スマホのアラームで朝起きる
  • 朝ご飯を食べる
  • スーツを着る
  • 家を出る
  • 電車に乗る
  • コンビニでコーヒーを購入する
  • 会社のオフィスに到着する
  • PCを使って仕事をする

と、ようやくオフィスに到着して仕事をし始めたところですが、ここに出てくるほとんど人間が作ったものです。

スマホ、アラーム、布団、ベッド、朝ご飯用の食器、スーツ、家、電車、コンビニ、コーヒー、会社、オフィスビル、PC、仕事

とここに書いたすべてが人間が作ったものです。

ここに出てきた中で人間が作っていないものは、土地(地球)、人間、(食事の内容にもよりますが)ご飯くらいでしょうか。

 

そんなことを最近「すごいなぁ」と思いながら生活しています。

 

人間が地球に生まれた時には、人間が作ったものなんて当然一つもありません。

その後、縄文時代になると、住宅や土器を作るようになり、弥生時代に入ればお米を作るようになります。

日本以外の地域では、そのころにはもっと壮大なものを作っています。

エジプトに行けば、ピラミッド。中国に行けば、万里の長城。文字なども人間によって作られています。

人間が0⇒1を生み出すことができるため、人間は無数に発明をして生活を豊かにしていったのだと想像されます。

 

それと同時に、目に見えるモノだけでなく概念も発明していっています。

人間の大発明であるお金や人間の心に根付く宗教です。

しかし、概念はそれが生まれた地域によって別のものが生まれるという点が目に見えるモノとは異なります。

お金も宗教も、別の地域で同じものが発明されることはありません。(目に見えるモノは地域の気候やそこにある素材が違うため、結果として別のものが生まれることはあります。)

 

その後、産業革命を経ると、機械や電気の発明等もしていき、現代につながります。

結果、冒頭の私の生活のように、人間が作り出したものをもとに人間が生活をしていくようになりました。

余談ですが、最近、農業などに”戻る”生活を始める人も増えていると聞きますが、それは人間が作ったものからの脱却ともとらえられます。

 

そんな人間が作った世界の中で生きていることを不思議なことだと感じました。

 

少し目線を変えると、人間が作ったものが無いなかで人間が生きていた時代があったことを考えると、そこまで今の世界に捕らわれる必要もないかなと思います。

例えば、受験でうまくいかなくたって、就活でうまくいかなくたって、所詮はその世界にいる人たちが作ったものでしかなく、その世界以外にも生きる道があると思えば、多少の苦境は大したことが無いように感じます。

 

また、前述したように概念(ルールや常識)は生まれた場所によって大きく異なります。

そして、現代の人たちが、生きづらさなど苦しい思いをしているとしたら、それは今の世の中にある概念(ルールや常識)が苦しめている可能性があります。

今、自分が置かれている環境のルールや常識によって苦しい思いをしてても、そのルールや常識すら数年前に作られたものであり、絶対的な概念ではなく場所によって変わるものだ、ということは記憶に留めておいてほしいな、と思います。

これまで私自身もいろいろな組織を作る過程に参加させてもらい、組織内のルールを作ってきましたが、最初にルールを作った私とは大きく異なり、後から参画してきたメンバーはルールを「前提(=変えられないもの)」のように捉えていたことに驚いたことがあります。

 

作られた概念は、その組織で大切にしていることを概念に落とし込むため、作った人たちの価値観を強く反映します。

別の組織に行けば大切にしていることは違うため、当然ルールも異なります。

 

今いる場所で作られたものがすべてだとは思わず、ぜひ別の場所に行ってみてください。

大切にしたいポイントが自分とは違うのに、同じ場所にいるのはつらいですから。

 

では。

外国人が青色のボールペンを使う理由って知ってますか?

社会人になってからは、海外旅行に行く機会も減ってしまいましたが、学生の頃はアジアを中心にいろいろな国に旅行しに行っていました。

いわゆる「バックパッカー」というやつです。

その当時もそうだったし、去年タイやカンボジアに旅行に行った際にもやはりそうだったのですが、ゲストハウス等の記帳時には青色のボールペンを使いますよね?

 

昔から疑問でした。

日本では当たり前のように黒色のボールペンが使われているし、逆に言えば黒じゃないボールペンがスタンダードって、日本では考えられないなと。

そのくらいどこに行っても青色のボールペンを使っている印象でした。
(もしかしたらアジアだけかもしれないですが。)

 

そんな話を台湾・インドネシア出身の同僚と話をしていたところ、その答えのヒントとなるものがありました。

 

その回答はのちほどお伝えしますが、まずは自分がどう考えていたのかを。

 

仮説①:青色ボールペンが非常に安い

私が見ていた世界はアジア(特に東南アジア)中心なので、経済的にそこまで発達した地域ではありません。(ましてや格安ゲストハウスに宿泊していましたし。)

そのため、一番単純なのは安いことかなと。

もともと万年筆なんかではブルーブラックが昔から使われていたし(理由が知りたい方はこちら。ブログですが端的でわかりやすい。)、製造技術が成熟している分、きっと安くできるんだろうなぁ、と。

その結果、青色ボールペンを購入するんだろうなぁと。

まーしかし、日本では黒も青も赤も同じ金額で売られているので、正直この説はあまりなさそうだな、と思っていました。。

 

仮説②:目立たせたいから青色を使う

日本では、普通のときは黒、強調したいときは青や赤を使うのがスタンダードだと思います。(学校の授業でそう習ったし。)

その文化が海外にも浸透しているのだとしたら、あえて黒を使わず青を使っているという可能性も残ります。

基本的には黒を使うのだけど、ゲストハウスの記帳では青色の方が目立つからいい!みたいなことではないかと。

これは即時に思いつく反対説がないため、一旦保留。

 

 

 

そんなに真剣に考えるテーマでもなかったので、このくらいしか仮説は考えていませんでした。

では、海外出身の友人と話した結果はどうだったか。

 

 

 

 

学校で使っていたペンが青色だったから。

特にテストの時は必ず青色のボールペンを利用するそうです。

この時点で日本とは2つの違いがあります。

 日本: 黒色 + シャープペン(もしくは鉛筆)

 海外: 青色 + ボールペン

海外で青色のボールペンを利用するのは、書いた内容を消せないようにすることと黒で印字された紙上で目立つようにすることにあるようです。

それが当たり前だから、青色のボールペンを使っているのではないか?ということでした。仮説②がかすっているような感じの回答です。

 

外国人が青色のボールペンを使う理由としては、教育過程の違いから大人になった時に使われるボールペンの色が違う、ということでした。(もちろんこれは一つの説。)

 

また、テストのときにボールペンを使うのも私にとっては意外でした。

限られた紙面で、ボールペンなんて使ったら、見込みが甘くて書ききれなくなったときに非常に困るはずなのに。。。

 

 

上記以外の理由としても、以下のようなものがあるようです。

日本ではあまり見かけない青で書かれた書類も、ヨーロッパなど印鑑よりサインを重視する文化圏では、コピーと原本を色で区別するために「青」で書くのが主流だそうです。

(中略)

日本は墨文化なうえに、印鑑の有無でコピーと原本を区別するため「青」で書く文化が根付かなかったとのこと。

(出典:https://www.kouyama.club/2017/09/13/vol1/) 

これは、さっきの説とは違い、日本だけが独自の進化を遂げたという説ですね。

この説であれば、日本の文化の輸入元である中国がどんなペンを使うのがスタンダードなのかが気になってきます。 

 

ちょっとした違いですが、こういう違いを感じられる海外旅行はやはり楽しいもので、ぜひ今年も行ってみたいです。

では。